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ミレニアル世代に散見される、2つの残念な「浪費癖」。若年層に詳しいFPが指摘

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ミレニアル世代は、食品配達アプリなど、簡単で便利なサービスにお金を使う傾向が強い。

recep-bg/Getty Images

  • ファイナンシャルプランナーによると、ミレニアル世代にはいまいちな浪費癖がいくつかあるという。
  • 便利さや高額商品にお金を払っても構わない。ただし、それが予算内に収まれば、の話だ。
  • 資産目標を立てて、払うべき請求書を自動支払いにしてから欲しい物を買うようにすると良いだろう。

人は誰も、ときどき「間違った」お金の使い方をしてしまう。これはミレニアル世代も例外ではない。

ファイナンシャルプランナーによると、ミレニアル世代は2つのパターンでお金を使いすぎてしまうという。これまでに若い世代の支出削減をサポートしてきた2人のファイナンシャルプランナーが、そのよくあるパターンを紹介する。

1.便利さにお金を払う

チーム・ヒューウィンス(Team Hewins)のファイナンシャルプランナー、クラーリ・ノレット(Clari Nolet)氏は、ミレニアル世代が手軽な満足感という行動様式に慣れてしまっていると言う。その結果、玄関まですばやく食事を届けてくれる食品配達アプリなど、簡単で便利なサービスにお金を使う傾向が強い。こうしたサービスは、家での料理や自分で買いに行くよりもコストが高く、1カ月のうちに急速に支出がかさみかねない。

2人のファイナンシャルプランナーによると、こうしたサービスにお金を使うこと自体は構わないが、予算内に収まらず資産目標を達成できなかったときは厄介だ。まずは、生活防衛資金を積み立て、確定拠出年金を拠出してから、こうした追加的なサービスにいくら使えるのか、あるいはいくら使ってもいいのかを考えよう。

ノレット氏は言う。ミレニアル世代だけでなく、ほとんどの人は予算を立てておらず、いくら使っているか把握していない。頭の中で概算はしているので、何に使っているのか聞けば答えは返ってくるが、詳しく聞くとごまかしてしまうだろう。たいていは、自分が思っているよりも使っている。

ノレット氏は、何のためにお金を貯めているのかわかるように、資金目標を立てることを勧める。こうした目標は、必要な支出をした後に手元に残り自由に使える予算を把握するうえで役に立つだろう。

真っ先に支払うべき先は、失業や緊急時の費用を賄う、生活防衛資金の積み立てだ。新型コロナウイルスの感染拡大や最近の失業の増加を念頭に、いまは必要経費の6~12カ月分を貯めることを目指してみよう。その次が確定拠出年金への支払いだ。特に企業型確定拠出年金では、企業が拠出する金額と同額まで従業員が掛け金を支払える「マッチング拠出」を利用すると良いだろう。

2.高額商品にお金を払う

AGウェルス・マネジメントのファイナンシャルプランナーのアシッド・グラニー(Asad Gourani)氏は、ミレニアル世代の日々の支出は気にならないが、住宅ローンの支払いや新車のリース代金といった定期的に発生して融通の利かない支出に関する行動を問題視している。いったん購入してしまうと、こうした類の費用は削減するのが難しい。

「何年もほぼミレニアル世代にだけサービスを提供してきて、わかったことがある。彼らはその前の世代と比べて物よりも経験にお金を払う傾向がある」と、Insiderに対して、グラニー氏は語る。「そのこと自体は、支出が自分の資産内に収まっている限りとても好ましいことだが、あらかじめ計算せずに高額商品に支出する癖や、無計画で浪費するのはとりわけ問題だ。真面目な話、アボカドトーストやカフェラテを抜いたところで、資金状況にさして影響しない」。

グラニー氏は、こうした若いクライアントが予算に縛られていると感じないよう、考え方を変えることを働きかけている。つまり、ミレニアル世代が納得し、しかも所得内で収まる予算プランを意識的に作成し、家賃や光熱費、学生ローン、退職積立金などを自動的に支払うようにしてやるのだ。そうやって残ったお金はすべて「罪悪感なく」使える。

確定拠出年金への拠出や貯蓄などの一定の項目については、雇用主が直接支払える。住宅ローン、クレジットカード、ローンの返済については、通常銀行からの自動引き落としに設定すれば良い。

グラニー氏はよく、予算の話をするときにダイエットを引き合いに出す。ダイエットは良い解決策に見えるが、長くは続けられない。ダイエットではなく、より持続可能で健康的なライフスタイルという考え方に変えてみよう、と。

[原文:2 things millennials always spend way too much money on, according to financial planners

(翻訳・中山桂、編集・長田真)

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