3Q決算発表後「最大160%超の株価上昇」「隠れた有望7銘柄」モルガン・スタンレー最新分析

モルガン・スタンレー

米金融大手モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は企業の業績予想を高く見積もりすぎとの警鐘を市場に発しつつ、足元では大きな株価上昇を期待できる7銘柄に注目する。

Reuters

米金融大手モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)の株式ストラテジストらはここ数カ月、各企業の業績予測を高く見積もり過ぎている(ゆえに、想定を下回る決算発表が相次ぐ可能性がある)と、市場に警鐘を鳴らしてきた。

同社の顧客向けメール(10月18日付)によれば、米ウォール街のアナリストも同社の顧客(である機関投資家ら)も、2023年の各企業の業績は前年比4~5%の低下を予想しているが、モルガン・スタンレーのミシェル・ウィーバー率いるストラテジストチームはそれらと一線を画する12%近い低下を予測している。

第3四半期(7〜9月)の決算発表シーズンが始まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の急ピッチな引き締めサイクルが狙い通り需要を圧迫し始める中、モルガン・スタンレーの極端にも思える業績悪化予測は現実のものとなりつつあるように見える。

ただ、モルガン・スタンレーは全体像としてはそうした弱気の予測を示しつつも、各社の発表が始まったばかりの第3四半期業績については、例外的に「それなりに大きな」株価上昇を直後に期待できる「隠れた有望7銘柄」が存在すると指摘する。

モルガン・スタンレーのアナリストが考える株価上昇の要因とともに、7銘柄を以下で紹介しよう。

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