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サンクスギビングの祝日に店を開けるのは「過去のもの」 —— 米小売大手ウォルマートCEOが語る

ウォルマート

AP

  • アメリカの小売大手ウォルマート(Walmart)のCEOジョン・ファーナー(John Furner)氏は、サンクスギビング(感謝祭)に店を開けるのは「過去のもの」だと語った。アメリカでは11月の第4木曜日がサンクスギビングの祝日だ。
  • ウォルマートをはじめとする一部企業は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響でここ数年、サンクスギビングに店を閉めてきた。ただ、今後もそれを続ける企業が出てきそうだ。
  • オンラインショッピング、セールの前倒し、インフレの影響で、多くの店はサンクスギビングに営業する理由を失いつつある。

サンクスギビングの祝日にショッピングを考えている人は、事前に確認しておいた方がいいだろう。

アメリカの小売大手ウォルマートは感謝祭の祝日に店を休むと、同社のCEOジョン・ファーナー氏はToday Showで語った

「(祝日に店を開けるのは)過去のものです。今年もサンクスギビングは店を閉めます。従業員は皆、この祝日を大切な人たちと一緒に過ごすことができるでしょう」

パンデミックの影響でウォルマートやターゲットといった大規模小売店を含む複数の小売店は、店内の混雑を最小限に抑えるためにここ2年、サンクスギビングには店を閉めてきた

そして、社会がCOVID-19の感染対策をしなくて良い状況になったとしても、"サンクスギビングに営業はしない"という企業の方針はこのまま残るかもしれない。

「サンクスギビングはかつてホリデーシーズンの始まりのような存在でした。多くの人々がクリスマスなどに向けて買い物を始めるタイミングだったのです」と全米小売業協会(NRF)の インダストリー&コンシューマー・インサイツ部門のシニアダイレクター、キャサリン・カレン(Katherine Cullen)氏は話している。

「それも変わってきました」

サンクスギビングの"買い物熱"は年々高まり、それは週明け月曜日のサイバーマンデーまで続く5日間のイベントに成長した。その後、1カ月に及ぶセール「ブラックノベンバー」へと変わっていた。今では10月末のハロウィンよりもかなり前から多くのセールが始まっている。

オンラインショッピングの台頭もあって、消費者は混雑する店に行くことなく、サンクスギビングの夕食後に自宅からゆったりセールを楽しめるようになった。

「消費者は予算を分散できること、全てのショッピングを1日に集中させずに済むことが気に入っているようです」とカレン氏は指摘した。

「サンクスギビングデーのプレッシャーからある意味、解放してくれます」

2022年のインフレも、消費者が支出を分散させるもう1つの理由になっている。あとでもっと値上がりするのではないかと、早めに"お買い得品"を手に入れようとしたり、ホリデーショッピングが一度に自分の財布に与える影響を抑えようとしている。

[原文:Walmart CEO says its stores being open on Thanksgiving 'is a thing of the past'

(翻訳、編集:山口佳美)

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