犬が実はあなたのことをあまり好きじゃない時に見せる9つのサイン

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  • 居心地の悪さを感じている時や相手のことがあまり好きでない時、犬はいろいろな方法で自分の気持ちを表現している。
  • 犬が意図的にあなたを避けている、あなたが部屋に入ると犬が部屋を出ていくのは、悪いサインだ。
  • 一緒にいて居心地が悪いと、中にはからだをこわばらせる犬もいる。

あなたの動きを監視している

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犬があなたの一挙手一投足を見ているようなら、あなたを信用していないか、近くにいると居心地が悪いのかもしれない。

「相手に不安を感じる犬は、相手をじっと見たり、離れた場所からその動きを監視することがあります」とVCA West Los Angeles Animal Hospitalの動物行動学者カレン・スーダ(Karen Sueda)氏はInsiderに語った。


アイコンタクトをしない

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犬は近くにいたくない相手を意図的に無視することもある。

Wag!の諮問委員で犬の行動学者のロバート・カブラル(Robert Cabral)氏は、犬があなたとアイコンタクトをしなかったり、あなたが近付こうとするたびに逃げないかどうか、観察すべきだとInsiderに話している。

あなたのことをあまり好きでない場合、犬はあなたと視線を合わせず後ずさりするだろうとカブラル氏は話している。犬は「戦うよりも逃げることを選択しがち」だからだ。


うずくまったり、隠れたりする

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あなたのことが嫌いな犬は、実はあなたのことを怖がっているだけかもしれない。この恐怖感は見た目に表れることもある。

「おびえている犬はうずくまったり、身をかがめたり、耳を後ろに向けたり、しっぽをすぼめたり、隠れたり、震えたりします」とスーダ氏はInsiderに語った。


あなたが部屋に入ると部屋から出ていくなど、意図的に距離を保とうとしている

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あなたのことを気に入っていなければ、犬はあなたが近付いてきてもその場にとどまることはしないだろう。アイコンタクトを避けたり、あなたを無視するだけでなく、部屋をすぐに出て行ってしまうこともある。

「犬は破壊的な行動を取るよりも、その場を離れることを選びがちです」とカブラル氏はInsiderに語っている。


あなたからのおやつを拒否する

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犬に慣れている人なら、犬がどれほど"おやつ好き"か知っているだろう。だからこそ、あなたに近付きたくないがために特別なおやつを避けるようなら、それは犬があなたと一緒にいると落ち着かないことを示すサインだ。

信用していない相手から差し出されたおやつを拒否する時、犬は白目を見せることもあるとスーダ氏は話している。


毛が逆立っている

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犬が背中を丸めるなどしている時は、相手に襲いかかろうとしているか、怖がっている可能性があるので注意が必要だとカブラル氏は話している。

背中の毛が逆立っている場合は、犬が不安を感じたり、起こっている可能性があるという。

「背中の毛が逆立っている時は怖がっていたり、落ち着かない気分なのかもしれません」とカブラル氏はInsiderに語った。


近くにいると不安そう

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人間同様、犬も一緒にいて居心地の悪さを感じる相手が近くにくると、神経質な動きを見せることがある。

「自分の意思と関係なく、唇をなめたり、あくびをするといった行動を見せる犬もいます」とスーダ氏は話している。

「神経質になると髪を触ったり、貧乏ゆすりをする人間と同じです」


からだをこわばらせる

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犬のボディーランゲージはとても分かりやすい。犬がからだをこわばらせ始めたなら、近くに嫌いなものや嫌いな人がいる可能性が高い。

「(犬たちは)からだをこわばらせ、脅威と見なした相手をじっと見る」こともあると、スーダ氏はInsiderに語った。


かみついたり、うなったりする

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あなたのことがあまり好きでないからという理由だけで、犬が攻撃的になることはほとんどない —— 犬が攻撃的になるのは一般的に、脅威を感じた時だけだ。

「犬があなたにかみついたなら、それはほぼ全ての動物が持っている自己防衛本能によるものです」とカブラル氏は説明している。

犬が攻撃的になるのは一般的に、自分の身や自分の縄張りを守らなければならないとプレッシャーを与えるようなことを相手にされたと感じた時だ。 


今はあまり好かれていなかったとしても…

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良い知らせもある。多くの犬は、最初はあなたにあまり関心を示していなかったとしても、だんだんなじんでくるものだとカブラル氏は話している。

「犬にこちらのことを好きになってもらうには、無理に好きになってもらおうとし過ぎないのが一番です」と同氏はInsiderに語った。

「犬に自由と時間を与えて、安心してもらいましょう。普段通りに毎日を過ごしましょう」と同氏はアドバイスした上で、ちょっと無視をするくらいの方が恐らく、犬の方から次第に好意的になってくるだろうと付け加えた。

スーダ氏は犬を驚かせたり、怖がらせたりする可能性のある急な動きや予期せぬ動きをできるだけ避けた方がいいと話していて、「おやつやおもちゃといった、犬が好きなものとあなたの存在を結びつける」ようにするといいとアドバイスしている。

とはいえ、あなたがどんなに努力しようと犬にあまり好かれないケースもある。

「あなたが全ての人と親友になれないように、犬も出会った人全員を大好きになるとは思わないことです。相手によって、犬が持つ興味や関心のレベルが違うのは当たり前です」とスーダ氏は話している。

[原文:9 signs your dog doesn't like you very much, even if you think they do

(翻訳、編集:山口佳美)


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