作成:Business Insider Japan
Life Insiderでは、持続可能な社会に向けた「これからの消費」について発信していきます。ウェルビーイングを高めるもの、環境や身体にやさしい原料でつくられたもの……Life Insiderの編集部員4名が今週気になったモノを紹介します。
自由研究から生まれたストロー
シート製ストロー「STROLL」。写真のものは税込825円。手掛けるのは山口県防府市にある光浦醸造で、味噌・醤油などを製造・販売している。渋谷で10月中旬に開催された「rooms」で発見。
撮影:高阪のぞみ
カフェで出されるストローはこの2、3年ですっかり紙製が定番になりました。ただ、紙だと飲んでいる間にふやけてきてしまうし、かといって金属製のストローはきれいに洗って使うのが面倒……。
そう思っていたときに見かけたのが、この組み立て式のストロー。シート状になっていて、使った後はさっと洗えば、中もきれいなまま。もともと、この企業の社長の娘さんが小学校の自由研究で考えたアイデアだったそうです。シンプルなものだけでなく、イラストレーターの絵がプリントされたものもあり、プレゼントにしても話題になりそうです。
高阪のぞみ
普段から、できるだけストローも辞退することが増えました。マスク着用で口紅をつけなくなったのも、ストロー不要になった理由の一つと言えそうです。
経年による黄ばみを防ぐiPhone用クリアケース
iPhone 14シリーズの4モデルに対応。価格は税込8910円~。
提供:CASETiFY
iPhoneの洗練されたデザインをしっかり見せるにはクリアケースが最適ですが、長く使っていると透明度が落ちてくるのが気になるところ。
CASETiFY(ケースティファイ)から登場したクリアケースは、独自技術「UVディフェンダー」の採用で紫外線によるプラスチックの劣化を防いでくれます。もちろん見た目だけでなく、最大2メートルからの落下に耐えうる耐衝撃性やMagSafe対応など、性能も優れています。
また、このクリアケースは原料の65%にリサイクル素材を使用。店舗では使用済みスマホケースの回収プログラムを実施するなど、環境保護の取り組みにも積極的なブランドです。
加藤 肇
昔から物持ちの良い40代編集者。実家では40年モノの扇風機が現役で動いています。iPhoneを筆頭に、今やスマートフォンは高級品。長く大事に使うためには、丈夫なケースの装着は必須です。
「捨てない未来」への軽やかな一歩を踏み出そう
『捨てない未来──キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す』枝元なほみ・著 (朝日新聞出版)
農業生産者の支援や、売れ残りそうなパンを引き取って販売する「夜のパン屋さん」など、「フードロス×飢餓ゼロ」に向けた取り組みを行う料理研究家・枝元なほみさん。新しく・見た目が美しく・美味しいものを、たくさん、そして安く買えること=豊かさだという現代の価値観に疑問を投げかけています。
野菜の皮やだしを取った後の昆布など、普段は捨ててしまうようなものの調理法も紹介されていて、“食”を捉え直すきっかけになるような一冊です。
中島日和
10月は食品ロス削減月間。「捨てちゃダメ」と神経質になりすぎるよりも、「おもしろそう」「おいしそう」「こんなことを試してみよう」とゆるく楽しみながら、日々の生活に取り入れていきたいです。
休日にちょうどいい巾着バッグ
Verkko All Purpose バッグ、税込3520円。
マリメッコ公式サイトより
「マリメッコ(Marimekko)」の、サステナブルをテーマにした新ホームコレクション「マリメイド(Marimade)」シリーズより、リサイクルポリエステルでつくられた巾着バッグが登場しました。
タテ29.5cm × ヨコ30cmとやや大きめサイズなので、財布、本、ドリンクボトル……などさっと入れても、オレンジと淡いブルーの細やかな格子模様が品よく包んでくれることでしょう。
高橋真紀
地方出身・上京8年目の編集者。ミレニアル世代とZ世代の間。平日はもっぱらリュック。PCを持ち歩かない休日は、基本すべての荷物をポケットに突っ込んでいますが、巾着バッグなら手ぶらのゆるっと感もあって使いやすそうです。
(文・Life Insider編集部:高阪のぞみ、高橋真紀、加藤肇、中島日和/イラスト・やわたまゆみ)
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