2023年には連れて行けない… プロのスタイリストが明かす、ワードローブから排除すべき14のアイテム

ファッション

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  • Insiderでは、2022年で廃れそうなファッショントレンドについて、プロのスタイリストに話を聞いた。
  • デニム・オン・デニムや迷彩柄の服、大ぶりなサングラスは姿を消しつつある。
  • ハイウエストのパンツもミッドライズやローライズのパンツに取って代わられている。

大ぶりなサングラスは、四角い小さめのサングラスに

サングラス

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レトロなサングラスはまだ人気だ。ただ、スタイリストでStyleSprinter.comの創業者でもあるカーチャ・ビシュコワ(Katya Bychkova)氏によると、もう流行ってはいないという。

大ぶりのキャットアイのフレームではなく、小さめの四角いサングラスを選ぼう。

「『マトリックス』に出てくるようなサングラスの方がいいです」とビシュコワ氏はInsiderに語った。


2、3年前に流行ったTシャツは処分した方がいい

Tシャツ

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ビシュコワ氏によると、古いプリントのTシャツほどコーディネートを悪く見せるものはないという。

「それは必ずしも、高校時代にタダ同然で手に入れ、今でもジムで着ている服のことではありません。むしろ抽象的な顔や牛柄のTシャツといった少し前に流行った特徴的なプリントのことです」

ビシュコワ氏は無地かシンプルなロゴが入っているだけのミニマリストなTシャツを選ぶよう、アドバイスしている。流行に左右されることなく長く着られるし、いい意味でいつ買ったものか分からないからだ。


スリムフィットのブレザーは、重ね着ができるゆったりめのブレザーに

ブレザー

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「セーターを下に着られないような、型崩れしたスリムフィットのブレザーは本格的に流行ったことはありませんが、どういうわけかこれを着続けている人たちがいます」とビシュコワ氏はInsiderに語った。

裏地のないブレザーは、シルエットを維持するのも難しい。ビシュコワ氏は肩の輪郭がはっきりとした、大きめのブレザーを選ぶようアドバイスしている。

自分のスタイルに合うようなら、普段よりも1サイズ大きめのものを選べば、下に着られるものが増える。


ペプラムトップスは、ハンガーにかかっていると良く見えるけれど…

ペプラムトップス

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ペプラムトップスは、お店では素敵に見えるかもしれない。ただ、スタイリストでブロガー、ポッドキャストのホスト役も務めるタラ・ウェスト(Tara West)氏によると、家に持ち帰るとそれほど素敵ではないという。

ウェスト氏はペプラムトップスの代わりに、コルセットトップスを試してみるようアドバイスしている。

コルセットトップスまたはビスチェトップスは、からだの線を細く、おしゃれに見せるという。ゆったりしたデニムかパンツ、大きめのブレザーと合わせるといいとウェスト氏は話している。


ヘッドバンドは1990年代風の楽しいヘアクリップかヘアピンと入れ替えて

ヘッドバンド

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ビシュコワ氏によると、数シーズン前までヘッドバンドはものすごく流行っていたが、最近はあまり使われなくなってきたという。

「古いロマンティックなヘッドバンドの代わりに、最先端の1990年代風のヘアクリップかヘアピンを選びましょう」とビシュコワ氏はInsiderに語った。

ストレートヘアの人には特にヘアアクセサリーが似合うと、ビシュコワ氏は話している。


迷彩柄は濃いオリーブグリーン色のアイテムに

迷彩柄

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迷彩柄は廃れつつある。ウェスト氏は濃いオリーブグリーン色のアイテムに変えようとアドバイスしている。

「オリーブグリーンのレザーのライダースジャケットか、オリーブグリーンのカーゴパンツを取り入れましょう。厚手のセーターかクロップドジャケットと合わせるといいです」とウェスト氏はInsiderに語った。


スモックワンピースはやめて、マキシスリップドレスに

ワンピース

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「ナップドレスはコロナ禍で人気になりました。ただ、オフィスに戻る人が増えている今、こうしたワンピースは時代遅れに見えます」とビシュコワ氏はInsiderに語った。

今はまだ人気もあるスモックワンピースだが、代わりに流行りのマキシスリップドレスを試してみるといいかもしれない。

スタイリングの専門家によると、高級なシルクでできているものでも、手頃な価格で手に入るサテンのものでも、スリップドレスは万能な定番アイテムで、季節を選ばず取り入れられるという。


ハイウエストのパンツは、ミッドライズやローライズのパンツに

ハイウエストのパンツ

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「ハイライズやウルトラハイライズのパンツやデニムが大流行していました。オフィスでは特に流行っていました」とウェスト氏はInsiderに語った。

「パンツがきつ過ぎて、苦しいことに気付くまでは」

ウェスト氏によると、より履き心地のいいミッドライズやローライズのパンツが2022年の冬に復活し、そのトレンドは2023年の春まで続くという。

このトレンドにやや不安を感じている人は、おしゃれなベルトを追加して、パンツをあるべき場所にとどめておくようウェスト氏はアドバイスしている。


柄の派手な薄手のボクシーなセーターとはさよなら

セーター

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ビシュコワ氏によると、柄の派手な薄手のボクシーなセーターは姿を消すという。

「流行りのニットウェアを選ぶなら、オーバーサイズのモヘアカーディガンにしましょう」とビシュコワ氏はInsiderに語った。

オーバーサイズのセーターには、シルクのスカートやウールのパンツといった対照的な生地を合わせると良いという。


ミディ丈のスカートはやめて、ミニスカートを

スカート

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ひざより下、足首より上のミディ丈のスカートは長い間、万能な定番アイテムとされてきた。ただ、ウェスト氏によると、そろそろ新しい丈が流行りそうだ。

ウェスト氏はマイクロミニスカートやドラマティックなマキシスカートが取って代わりつつあると話している。

「こうした流行りの丈に比べて、ミディ丈は個性やドラマティックさに欠けます」とウェスト氏はInsiderに語った。


トレンカはカーゴパンツに

トレンカ

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ビシュコワ氏によると、トレンカは大流行したが"過去のもの"だという。

からだにぴったりとしたレギンスの代わりに、ビシュコワ氏は流行りのカーゴパンツを取り入れるようアドバイスしている。ポケットは多い方がいい。


からだにぴったりとしたボタンダウンのシャツも"過去のもの"

ボタンダウンのシャツ

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からだにぴったりとしたボタンダウンのシャツはワードローブの後ろに回す時が来たと、ビシュコワ氏は話している。

「代わりに、流行りの『クリーンガール』な雰囲気のオーバーサイズのシャツを選びましょう」とビシュコワ氏はInsiderに語った。

「ミニマルな、ボタンがほとんどなくてポケットもないオーバーサイズのボタンダウンが理想です」

色に関しては、オフィスから休日までさまざまなシーンで合わせやすい中間色をビシュコワ氏は薦めている。


デニム・オン・デニムともさよなら

デニム・オン・デニム

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「みんな大好きなデニムですが、上から下まで全てデニムのコーディネートは主張が強すぎて、ちょっと安っぽく見えます。高級ブランドのデザイナーが手掛けたものであっても、です」とウェスト氏はInsiderに語った。

代わりに、デニムとよく合う格子柄などを取り入れてみよう。

格子柄のパンツ、ベスト、シャケット(シャツとジャケットのハイブリッド)は、どんなワードローブにも洗練された雰囲気をプラスしてくれる。


本物の毛皮を使ったアイテムからは人々が距離を置くようになっている

毛皮

GVK/Getty Images

最新のニュースではないが、ウェスト氏によると、大半の人々はもう本物の毛皮を身に付けていない。

「もしファーのコート、帽子、襟巻を持っているなら、片付けるか処分を検討しましょう」とウェスト氏はInsiderに語った。

「今はフェイクファーの時代です。それはレザーにも言えることです」 

ウェスト氏によると、デザイナーたちは物議を醸している製造工程抜きでファーの見た目、触り心地を再現する素晴らしい方法を編み出しているという。

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