国際物流プラットフォーム運営のウィルボックス、7億円を調達。台湾事業立ち上げへ

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国際物流プラットフォーム「Giho(ギホ)」を運営するウィルボックス(Willbox、横浜市)は10月24日、シリーズAラウンドで約7億円を調達したと発表した。

SMBCベンチャーキャピタルが主導し、三菱UFJキャピタル、Salesforce Venturesなどが出資した。 調達資金はサービス開発や国内拠点の拡充、台湾での事業立ち上げに投じる考えだ。

Willboxは2019年設立。主力のGihoは、主に工業製品など大型貨物を扱う荷主企業とデータベース化された物流事業者をつなぐクラウド型サービスだ。荷主企業に対して必要なタイミングで最適な物流業者をマッチングすることで、物流コストの平均15%削減できるという。

同社はコロナ禍で急増したコンテナ需要に対応するため、船会社やフォワーダーとの連携を進めてきた。その結果、Giho経由で常時193の航路と243のルートがありコンテナの確保率は100%となった。

足元では、85社の荷主企業が利用し160社を超える物流事業者が協力しているという。

(文・Strainer

"Strainer"より転載(2022年10月24日公開

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