400F
フィンテックスタートアップの400F(フォーハンドレッド・エフ、東京都中央区)は10月25日、シリーズBラウンドで12億円を調達したと発表した。SBIインベストメントやAflac Ventures 、三井住友海上キャピタルなどが出資し、従業員持株会への第三者割当増資も実施した。
資金は金融関連の相談プラットフォーム「お金の健康診断」の開発・マーケティングや採用強化などに充てる。今回で累計調達額は約18億円となった。
400Fは2017年設立。主力の「お金の健康診断」は登録する2000人以上のファイナンシャルプランナーなどに、資産運用や住宅ローンについてチャット形式で相談できるサービスだ。幅広い相談内容に対応し、複数のアドバイザーのコメント比較もできる。
累計登録ユーザー数は約16万人で、9月末までの3カ月の新規登録数は月平均40%増で推移しているという。登録するプランナーは月額の利用料金を払うことでオンライン上で見込み客の獲得から顧客管理までができ、営業ツールとしても活用されている。
(文・Strainer)
"Strainer"より転載(2022年10月25日公開)