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意外に遠い、地球から月までの距離を示す写真…NASAの探査機「ルーシー」が撮影

NASAのLucyが地球から143万km離れたところから捉えた地球と月。2022年10月13日撮影。

NASAのルーシーが143万km離れたところから捉えた地球と月。2022年10月13日撮影。

NASA/Goddard/SwRI

  • NASAの探査機「ルーシー」のカメラが地球と月を同時にとらえた。これはとても珍しい写真だ。
  • 写真は、地球と月の間にある広大な空間を示している。地球が30個分も入るほどの距離だ。
  • 月は暗く小さいが、見えるだろうか。見つけるためのヒントも紹介しよう。

この写真には、地球が写っている。地球は右端にはっきりと見えるが、月はやや見つけにくい。見えるだろうか。

これはうそではなく、月は写っている。木星近くの小惑星を探索するミッションを与えられたNASAの探査機「ルーシー(Lucy)」は、10月13日にこの写真を撮影した。地球と月をこのような視点でとらえる探査機はあまりない。

NASAのLucyがとらえた地球

NASAのルーシーがとらえた地球(一部をトリミングしている)。2022年10月15日撮影。

NASA/Goddard/SwRI

月と地球の距離は変化するが、平均で38万4400kmだ。宇宙空間の中では、それほど遠くはないが、その間には地球が30個入る。そのため、アポロの宇宙飛行士は月にたどり着くまで3日もかかった。NASAの新しい月探査ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」は25日かけて、月まで行き、Uターンして戻ってくる予定だ。つまり、かなり遠いということだ。

下の写真で、月が見えるだろうか。写真の左側にある。

地球と月をNASAのLucyがとらえた写真。2022年10月13日撮影。

地球と月をNASAのLucyがとらえた写真。2022年10月13日撮影。

ASA/Goddard/SwRI

The Atlanticの宇宙担当記者のマリーナ・コリア(Marina Koren)も、月を探すのに苦労した。

「見えたと思うたび、画面のほこりを拭いている。どこにあるのだろうか」と、彼女はツイッターに投稿した

月はここにある。

NASAのLucyが撮影した地球から月までの距離を示す驚異的な写真

NASA/Goddard/SwRI

まだ見えないのなら、明るさを上げてみよう。

NASAのLucyが撮影した地球から月までの距離を示す驚異的な写真

NASA/Goddard/SwRI

月がいかに遠いということだ。

探査機ルーシーは木星に速度を得るために地球でスイングバイし、太陽系の外側に向けて飛び出していった。ルーシーが約143万km離れたところからこれらの写真を撮ったのは、カメラなどの機器を調整するためだった。

[原文:A mind-boggling photo from NASA's Lucy probe shows how far the moon is from Earth. Can you spot it?

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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