Brendan McDermid/Reuters
- 第4四半期の収益予想が低調だったことを受けて、アマゾンの株価は約20%下落した。
- アマゾンの第3四半期決算はアナリストの予想に近かった。
- このハイテク大手は25億ドルの営業利益を計上し、2021年第3四半期の49億ドルから減少した。
アマゾン(Amazon)も他の大手テック企業と同じだった。
eコマース最大手の株価は、第4四半期の売上高予測がウォール街の予想を大幅に下回るものだったため、数時間後に18%以上下落した。
アマゾンは、2022年第4四半期の売上高を1400億ドル(約20兆5000億円)から1480億ドル(約21兆6700億円)と予想しており、アナリストの予想である1553億7000万ドル(約22兆7500億円)を下回った。 また営業利益は損益分岐点から40億ドル(約5850億円)の範囲になると述べ、同じくウォール街の予想を下回った。
同社の第3四半期(7月から9月)の結果は、アナリストが予想していたものに近かった。売上高は前年同期比15%増の1271億ドル(約18兆6100億円)で、営業利益は25億ドル(約3660億円)だった。
アマゾンの決算報告と業績予想は、メタ(Meta)とアルファベット(Alphabet)と同様に悲観的なだったため、同社の株価は直後の時間外取引で19%近く下落し、89.86ドルになった。
10月26日、メタの株価は予想よりも悪い第3四半期の収益報告を受けて20%近く下落した。同社の第3四半期の収益は、前年同期からほぼ52%減少した。
しかしそれでも、同社は第3四半期には約40億ドルを投入したメタバースへの支出を、2023年には大幅に増やす予定だと述べた。
アルファベットの株価も10月25日に第3四半期の決算を発表した後、7%下落した。同社の広告収入は第2四半期から20億ドル減少し、広告市場が過熱している可能性があることが証明されました。
(翻訳・編集:Toshihiko Inoue)