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巨大テック企業決算が出揃う、Meta、アマゾン「営業益5割減」の劣勢が鮮明

アップル、マイクロソフト、アマゾン、メタ(Meta)、アルファベット(グーグル)といった米巨大テック企業の決算が出揃った。

この四半期の前年同期比の増減率を横並びに見ると、アップルが極めて堅調な四半期決算となった一方で、営業利益の悪化などの課題を抱える企業もみられるなど、明暗が分かれた格好だ。

決算グラフ

出揃ったビッグテック企業5社の四半期決算を前年同期比で示した。各社売上規模には差があるが前年と比べると、今置かれている状況が可視化される。

Business Insider Japan

とりわけ目をひくのは、Facebookを運営するメタ(Meta)だ。前年同期比で、売上高、営業損益、純損益ともにマイナス成長となったほか、本業の儲けにあたる営業損益はほぼ半減という状況になっている。この第3四半期は、売上高277億ドル、営業利益56億ドル、純損益43億ドル。

アマゾンの決算も、営業損益の悪化が目をひく。この第3四半期は売上高1271億ドル、営業損益25億ドル、純損益28億ドルという結果だった。

アマゾンのEarnings Releaseをみると、売上高などに為替影響があると言及している。例えば、「北米セグメントの売上高は前年同期比20%増」なのに対し、「海外セグメントは5%減。ただし、為替変動を除くと12%増」など、「為替変動」という但し書きが複数目に付く。

同じく、意外なほど「苦戦」を感じさせるのがグーグルを運営するアルファベット(Alphabet)だ。売上高こそ前年同期比を越えたものの、営業損益は2割近く減少、純損益でも3割弱減っている。

アルファベットはEarnings Releaseのなかで、「第3四半期の業績は、為替の影響を受けつつも、検索における健全な基本的成長とクラウドの勢いを反映している」と、やはり為替影響に言及もしている。

この第3四半期は売上高690億ドル、営業損益171億ドル、純損益139億ドルだった。

マイクロソフトは、この5社のなかでは、堅調な1社といえる。純損益こそ前年同期を割ったものの、売上高は10%成長、営業損益も成長率では5社の中で最も高い。営業損益については、前年同期と同じ為替レートを適用した場合、15%増になると、プレスリリースで説明している。

売り上げを牽引したのはクラウド事業(Microsoft Cloud)で、前年同期比で24%増という状況にある。マイクロソフト全体の第3四半期は、売上高501億ドル、営業利益215億ドル、純損益は176億ドル。

事業基盤の底堅さを感じさせるアップルの第4四半期は、売上高901億ドル、営業損益248億ドル、純損益207億ドル。通期決算では年間売上高が3943億ドルとなり、通期でも前年比8%増の売上高となったことを公表している。

(文・伊藤有

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