斬新なアイデアに10万ドル！…エアビーの｢スゴイ！｣物件コンテンストの入賞作品を紹介しよう

• エアビーアンドビーの｢スゴイ！｣物件開発コンテストで、この世のものとは思えない100の物件のアイデアが、それぞれ10万ドルを獲得した。
• 受賞作は世界各地にあり、ユニークなテーマやコンセプトを持つものばかりだ。
• 受賞した25の物件を紹介しよう。

エアービーアンドビー（Airbnb）は誰でも利用できる。小さな家、急こう配の三角屋根の家、モロッコのリヤド（伝統的な邸宅）、そしてグランドピアノを意図的に設置した物件などもある。

しかし、エアビーアンドビーの中に足を踏み入れ、感動をしたいと望む人々のための特別なカテゴリーがある。それは、UFOがアイコンの｢スゴイ！（OMG！）｣カテゴリーだ。

エアビーアンドビーは、2022年10月17日、総額1000万ドル（約14億8000万円）の｢スゴイ！｣リスティング開発基金（OMG! Fund）コンテストの審査結果を発表した。｢スゴイ！｣リスティング開発基金コンテストは、エアビーアンドビーを代表する審査員が20カ国以上から応募された建築アイデア100件を選出し、そのユニークな物件を実現するため、総額1000万ドルを出資して支援するものだ。今回受賞した物件は2023年の夏までにゲストの受け入れ態勢を整え、他の｢スゴイ！｣の物件と同様、このカテゴリーに掲載される予定だ。

応募作品には星空観察や音楽をテーマにしたもの、フルーツやキノコ、ワインをイメージしたもの、ツリーハウス、太陽光発電を使ったものなどが共通して多くあったという。

｢スゴイ！｣リスティング開発基金コンテストの受賞者であるイグナチオ・R（Ignacio R）さんは、応募作品のチリの｢フローティング・アボカド・ハウス（Floating Avocado House）｣について、｢この家は自然とのつながりを大切しています。私は人生の大半を家族の経営する農場で過ごしてきました。幼少期の最も幸せな思い出はそこから生まれています。農園は私の心に響く特別な存在です。だから私はここでより多くの人とそれを分かち合いたいという夢、使命感を持っているのです｣と話している。

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60年代に設計された｢UFOのような家｣に泊まってみよう

それでは受賞した物件を見ていこう。

熱帯雨林のサステナブルな蜂の巣ハウス（コスタリカ）

葉・花びらの形のジャングル・エコ・ツリー・ハウス（メキシコ）

ツリーハウスの屋外どんぐり風呂を備えたどんぐり図書館（イギリス）

オリオン座：オアハカにある高すぎる10部屋（メキシコ）

ヒマラヤの果物の形をしたひと房のベッドルーム（インド）

標高3600メートルのゴーストタウン、ゴンドラタウン（アメリカ）

ヘンゼルとグレーテルのチョコレートハウス（アルゼンチン）

砂漠の化石化した恐竜の頭蓋骨の住居（アメリカ）

廃品置き場のタイヤで作ったタイヤ型の家（アメリカ）

砂漠に生息する巨大カタツムリの化石（メキシコ）

アイダホの小さな町の農場の大きな植木鉢（アメリカ）

ジョージアの山頂の巨大カメラ（アメリカ）

先祖の火山の溶岩洞窟（チリ）

ワンダーバレーのフル・エアプレーン・ハウス（アメリカ）

岩の間に漂う天体観測球（アメリカ）

鯉の泳ぐ池に浮かぶドームハウス（日本）

ブッシュの中のモダン・アフリカン・アース・リトリート（南アフリカ）

山頂のラグジュアリー・バブル（オーストラリア）

アルプスの松の木の形をしたキャビン、イル・ピノ（イタリア）

モダン・シリアル・ラバー・パラダイス（アメリカ）

マンゴー果樹園にある透明のファームハウス（インド）

ジャングルの真ん中にある巨大キノコ生物の宇宙船（メキシコ）

塩の洞窟とガラス瓶のある森の家（南アフリカ）

アラスカのゴーストタウンのブッシュ・プレーン（アメリカ）

豚のサンクチュアリの草原にいる巨大豚（アメリカ）

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9歳の少年が建てたツリーハウス、エアビーで貸し出し中…収益で慈善活動も

［原文：The craziest Airbnb designs that just won $100,000, from a ghost town gondola and acorn treehouse to a salt cave and Koi fish dome-house］

（翻訳：大場真由子、編集：Toshihiko Inoue）

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