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- スイスのレーティッシュ鉄道は2022年10月、世界で最も長い旅客列車としてギネス記録に認定された。
- 25編成、計100両の車両からなるこの列車は、全長1.9キロメートルを超えた。
- 列車はスイス東部のユネスコの世界遺産に登録されている区間を走行した。
スイスの鉄道運行開始175年を記念したイベントで、スイスのレーティッシュ鉄道は「世界で最も長い旅客列車」としてギネス記録に認定された。
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最新車両「カプリコーン」100両(4両、25編成)からなるこの列車は、全長1.9キロメートルを超えた。
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列車はプレダからアルバノイまで、ユネスコの世界遺産に登録されている区間を走行した。プレダのアルブラトンネルやフィリズールに近いラントヴァッサー橋といった素晴らしい景色が楽しめるルートだった。
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列車は22のトンネル、48の橋、数多くの急斜面やカーブを走り抜けていった。
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「わたしたちは皆、アルブラ線を熟知しています。あらゆる勾配の変化を知っています」と運転士の1人、アンドレアス・クラメルさんはCNNに語った。
「100%秒単位でシンクロする必要がありました。全員が常にスピードとその他のシステムを制御しなければなりませんでした」
7人の運転士がこの列車を運転し、21人の技術者が安全な運行のために力を尽くした。記録達成を見守ろうと、沿線や駅には数千人が集まった。
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