無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


あなたは大丈夫? ほとんどの若者が陥りがちな「資産形成」に関する3つの間違い

GettyImages-1364338188

ほとんどの若者がやってしまう重大な間違いは、投資の開始を先延ばしにしすぎることだ。

Maki Nakamura/Getty Images

  • 若者に最も多い間違いは、投資を始めるのが遅すぎること。
  • 借金がなくなるまで投資の開始を先延ばしにするのではなく、今すぐ少額投資の習慣を身につけよう。
  • いまだに全額を暗号資産に注ぎ込んでいるなら、暗号資産投資をポートフォリオ全体の5%以内に抑えることを検討しよう。

資産形成に関するベストセラー書籍『I Will Teach You To Be Rich(金持ちになる方法を教えよう)』の著者ラミット・セティ氏は、多くの若者が資産づくりで同じような間違いを犯していると指摘する。

セティ氏によると、ほとんどの若者がやってしまう重大な間違いは、投資の開始を先延ばしにしすぎることだ。

セティ氏は、若い人は複利の効果を活かし、できるだけ早く投資を始めるべきだとアドバイスする。「時間は味方だ。若いうちは、毎月100ドル(約1万5000円)積み立てても大した額にはならないと感じるだろう。でも、計算してみるとかなりの効果があるのだ」

若者が資産づくりで犯しがちな3つの間違いとその改善策を以下に紹介する。

「40代になってから投資を始める」のは間違い

改善策:今から定期的な少額投資を始める

「若者が最もよく犯す間違いは、40代後半になるまで投資を始めないことだ」とセティ氏は語る。さらに、ほとんどの若者が手元に十分なお金がないことを口実に、投資の開始を先延ばしにしているとも指摘する。

だが、給料日ごとにたった50ドル(約7300円)ずつでも積み立て始めれば、長期的には大きな金額になる。投資を先延ばしにせず、調査をして少額から始めてみよう。

「借金を全額返済するまで投資を始めない」のも間違い

改善策:借金を返済しながら投資を始める

「これには、数学的な側面と心理学的な側面がある」とセティ氏は言う。「純粋に数学的な話をすれば、金利が例えば9%以上など、非常に高い場合には、その借金を積極的に返済するべきだ。しかし心理学的には、両方を同時に行なうことが、習慣づけをするという意味で重要になる」

セティ氏は、可能であれば毎月の返済額を少しだけ減らし、その分を定期的な少額投資に回すことを推奨する。いずれ借金の返済が終わったら、毎月の返済額をそのまま投資に振り向ければいい。その頃には、毎月投資をする習慣が資産管理のルーティンとして定着しているはずだ、とセティ氏は説く。

「『節度』を持たずに、暗号資産のような流行りものに投資する」のも間違い

改善策:暗号資産に投資したければ、ポートフォリオ全体の5%以内に抑える

「いまだに全額を暗号資産に注ぎ込んでいる人は、恐らくギャンブル中毒であり、破綻すると思う。単に時間の問題だ」とセティ氏は言う。

長年の蓄えを失った人々の悲惨な体験談をあれだけ聞いても、まだ暗号資産に投資したいという人に、同氏はこうアドバイスする。暗号資産への投資をポートフォリオ全体の1%から5%に抑え、資金の大部分はインデックスファンドや米国貯蓄債「Iボンド」など、より安全な資産で運用しよう。

セティ氏は語る。「ポートフォリオを完全に分散化し、1〜5%をオルタナティブ資産や個別株、あるいは友人がブルックリンで経営するバーなどに投資して楽もう、と決断しても構わない。ただし暗号資産に関しては、そのような節度を持った人はめったに見かけない」

[原文:I Will Teach You To Be Rich’ author Ramit Sethi says young people make 3 mistakes over and over again when building wealth

(翻訳・Tomomi Sekine/LIBER、編集・長田真)

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み