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アニメ、マンガ、2.5次元を支える「推し活」事情、調査で見えた…「概念消費」もトレンドに

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アニメ、マンガの推し消費は強い。

撮影:杉本健太郎

好きなアニメやゲーム、アイドルのグッズを購入したり、イベントに参加したり、自分の好きなコンテンツを「推す」文化が定着している。

あと払いサービス「ペイディ」を提供するPaidy(ペイディ)は、11月4日の「いい推しの日」にちなんで、推し活事情やお金の使い方に関する調査結果を発表した。

調査対象者:全国18~39歳の男女、合計600人
調査手法:インターネット調査
実査期間:2022年10月7日(金)~10月12日(水)

アニメ、マンガ、K-POPが推しのトレンド

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アニメ、マンガ、アイドルの強さが目立つ。

出典:株式会社Paidy

人気の推しジャンルを問う質問では、 アニメと回答した人の割合が44.5%で1位。 次いでJ-POPアイドル(37.7%)、マンガ(27.0%)が人気だ。中でも男性の半数以上(18~29歳:53.3%、 30~39歳:55.3%)がアニメを推していると回答していた。

一方、女性(30~39歳)でもアニメ(33.3%)が最も人気ではあったものの、「K-POPアイドル」(22.0%)が次いでランクイン。 BTSを始めとするここ数年の世界的なブームにより人気が加速しているようだ。

また、 K-POPアイドルを推している人のうち約半数(50.5%)は、 J-POPアイドルにも推しがいると回答。 調査では、K-POPアイドルを推している人は国境を越えてアイドルを推す傾向があることが推測できるとしている。

アイドル、2.5次元舞台・俳優への課金額が高い

アイドル、 2.5次元の舞台俳優を推している人は、1カ月に使う額が5000〜1万円程度と高い、とレポートでは言及している。一方、 インフルエンサー・YouTuber、 俳優、 お笑い芸人を推している人は0円が多い傾向にあり、推しているジャンルによって金額に差が出ているのは興味深い。

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2.5次元舞台・俳優やコスプレイヤーへの推し金額が高い。

出典:株式会社Paidy

女性の半数以上が「3年以上」推し活をしている

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「バンド・アーティスト」の推し歴は3年以上と長い。

出典:株式会社Paidy

また、 J-POPとK-POPアイドルを比較すると、 K-POPアイドルを推す人は7割以上が3年未満だったのに対し、 J-POPアイドルを推す人は3年未満が5割程度となり、 全体的にJ-POPアイドルを推す人の方が「推し歴」が長い。 このほか、 男女別で比較すると、 多くのジャンルにおいて、 女性では半数以上が「3年以上」と答えており、 女性の方が「推し歴」が長い、とレポートでは取りまとめている。

K-POPの影響で外国語を勉強する人が3割

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「人生が豊かになった」人が約4割も。

出典:株式会社Paidy

推し活は実生活にもポジティブな影響を与えている。

推し活をするようになって、K-POPを推す人の約3割が外国語の勉強を始めている(下のグラフ)。また、スポーツ選手を推す人のうち43.3%は「自分磨き」を始めたと答え、 スポーツ選手のような健康的な体やメンタルなどに憧れを持つ人が多いことが推測できるとしている。

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「自分磨き」を2割の人が始めている。

出典:株式会社Paidy

生活の中で推しを感じたい「概念消費」も

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約半数が「推しの概念」を感じるアイテムを買ったことがある

出典:株式会社Paidy

昨今、推し色メイクやコーデなどの人気が高まっているが、生活の中で少しでも推しを感じたい、自分だけがわかる推しグッズが欲しいなどの理由により、「概念消費」が広がっていることも見えてきた。約2人に1人(48.7%)が公式グッズ以外の推しの概念を感じるアイテムを買った経験があることがわかった。

また、特に概念消費をしている人の割合が多かった推し分野は、スポーツ選手(68.7%)、K-POP(68.0%)、ゲーム(65%)だった。具体的には、推しのカラーが使われたグッズや、推しが着ていたデザインに似ている服、推しが普段使っている物などを買う傾向がある。

(文・杉本健太郎)

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