ツイッターは11月4日に大量のレイオフを行った。
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- ツイッターの従業員の中には、大量のレイオフが行われた後に会社から復職の打診があったと話す人もいる。
- Insiderが得た情報では、ツイッターは少なくとも5人に職場復帰について連絡を取ったという。
- Insiderが匿名アプリのBlindを調査したところ、あるユーザーは「土曜日の朝に戻ってきてくれと言われた」と述べていた。
ツイッター(Twitter)の従業員の約半数を解雇するというイーロン・マスク(Elon Musk)の計画は、思い通りに進んでいるとは言えないのかもしれない。
匿名アプリのBlindへの投稿やInsiderの調べによると、同社はすでに一部の元従業員に復帰を要請しており、その中にはツイッター社員からの文言のスクリーンショットも共有した人もいる。
この問題に詳しい人物は匿名を条件に、5人の従業員が復帰を要請されたとinsiderに語った。
「これらの人々は、ツイッターのエコシステムが機能するために不可欠だ。奴らはすぐに気づいて、彼らを呼び戻そうとしている」
そしてその人物は、ツイッターが復帰を求めた元従業員の1人は「利用されているだけだ。またすぐに解雇される」として、その申し出を拒否したと述べている。
The Vergeの寄稿編集者で、テクノロジーと民主主義に焦点を当てたニュースレター「Platformer」の創設者であるケイシー・ニュートン(Casey Newton)は11月5日の遅くに、ツイッターが何人かの元従業員と連絡を取り、復帰するよう求めたとの情報を、複数の情報源から得たとツイートしている。
複数の情報筋とBlindでのチャットによると、ツイッターは昨日解雇した何人かに連絡を取り、戻ってくるように頼んでいるそうだ。
Insiderも立場が確認された社員が匿名で会話をするコミュニティアプリ「Blind」内を調査し、同社が解雇した元社員が戻ってくるように依頼されたことを示す書き込みを発見した。
あるユーザーが「本当だ。私は土曜日の朝に戻ってくるように頼まれた」と書くと、別のユーザーは単にこう言った。
「それは本当のことだ」
ツイッターはInsiderのコメント要請に応じていない。
[原文:Some laid off Twitter employees say they're being asked to come back to Twitter after mass layoffs]
(翻訳・編集:Toshihiko Inoue)