わんパック(One-Pack)の写真。
モンベル
わんパックでもいい、たくましく育ってほしい。
アウトドア用品のmont-bell(モンベル)が、これまで培ってきたノウハウを活かしたバックパック「わんパック(One-Pack)」を開発。
平均購入額が5万円超というランドセルが家庭の経済的負担になっていることから、2017年にモンベルと包括連携協定を締結した富山県立山町の町長がモンベルに依頼してできたものだそう。
課題だった値段は1万4850円。
初めは富山県・立山町内に住む2023年度以降の新入生に配られることになっていましたが、予定を変更し、12月中旬からモンベルストアで全国発売することになりました。
ランドセルは「拷問のような重さ」
サイズは高さ35cm×幅25cm×奥行16.5cmでA4ファイルが入る上、上蓋が1アクションでパカっと開き、PC/タブレット用のポケット、反射テープ、カラビナといった機能が充実しています。
そして、何より従来のランドセルは重い! 教科書や筆箱を入れ、ランチョンマットに体操着に給食当番の白衣に水筒にタブレット端末まで持ったら、たちまち 拷問のような重さになってしまいます。
この「わんパック(One-Pack)」は、とにかく約930gの軽さが最高で、防水性とタフさも兼ね備えた実力派です。
わんパック(One-Pack)の写真。
モンベル
色は3色展開なので、最近のランドセルよりカラバリは少ないかもしれませんが、安くて軽くて多機能なんて最高です。もし学校が許すなら、うちの小学2年生にも買ってあげたい……。
ギズモード・ジャパンより転載(2022年10月28日公開の記事)
(文・岡本玄介)