「株価の底打ちは2023年夏」スイス金融大手UBS最新予測。1960年以降のデータが示す「17の予兆」

ニューヨーク証券取引所

AP Images/Richard Drew

S&P500種株価指数は低迷が続き、年初来の下落幅は11月9日終値時点で約22%に達している。米ウォール街でいま最も悩ましい問題の一つはもちろん、底打ちがいつになるのかということだ。

その答えは、景気後退入りはあるのかないのか、インフレがいまにも沈静化するのかまだまだかかるのか、米連邦準備制度理事会(FRB)はいつになったらハト派転換するのか、企業の業績はこれからどんな推移を見せるのか…そうした複数のファクターが絡み合って決まることになる。

現時点での底入れ予想を「2023年上半期」とするのは、米金融大手モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)のチーフ米国株ストラテジスト兼最高投資責任者(CIO)マイク・ウィルソンや、債券ファンド運営パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)ポートフォリオマネージャーのエリン・ブラウンらだ。

一方で、底打ち時期をもっと先と見る向きもある。

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