作成:Life Insider
Life Insiderでは、持続可能な社会に向けた「これからの消費」について発信していきます。ウェルビーイングを高めるもの、環境にやさしい材料でつくられたもの……Life Insiderの編集部員4名が今週気になったモノを紹介します。
「日本の縁起物」で東北を応援する
抽選販売で、応募はネットストアでのみ受け付け。応募期間は11月17日(木)10時から27日(日)18時までとのこと。カレンダーに入れておきたい。
撮影:高阪のぞみ
震災復興の東北を応援したい。その思いも込めて、2012年のお正月から販売されているのが無印良品の「福缶」です。缶の中身は、日本各地で昔から親しまれている手作りの縁起物1点と、2023円分使えるMUJI GIFT CARD1枚。
この縁起物が、実は奈良県にある「Good Job!センター香芝」で作られていることを今年の夏に初めて知りました。「Good Job!センター香芝」は、障害のある人と一緒にアートやデザインを仕事にしていく活動に取り組んでいる施設で、Business Insider Japanのアワード(Beyond Sustainability 2022)でも表彰させていただきました。抽選でしか買えないのですが、今年はチャレンジしてみようと思います。
高坂のぞみ
その地域でしか買えない小さな飾り物が好きで、つい買っては本棚に並べています。ミッフィーのこけし、西郷さんや篤姫の入った薩摩のマトリョーシカ、バンクシーのフチ子ちゃん……統一感はありません。
世界3000台限定!透明なレコードプレーヤー
希望小売価格 税込17万6000円。11月7日(月)から予約開始中。12月16日発売予定。
提供:オーディオテクニカ
レコードプレーヤーのある空間が好きです。ふらっと入ったカフェにターンテーブルが置いてあったら、まずちょっとテンション上がります。こちらの存在感溢れるクリアなレコードプレーヤーは、オーディオテクニカが創業60周年を記念してつくった限定モデル「AT-LP2022」。
溝を針がなぞって音が出る、というレコードの当たり前な魅力を改めて感じさせてくれるようなアナログさをバシバシ放っています。音質の違いを体感できるようカートリッジと2種の交換針(楕円針とシバタ針)を付属するなど、もちろん性能も抜群。目も耳も楽しい、アナログの粋が存分につまったこちらは世界3000台限定です。
高橋真紀
地方出身・上京8年目の編集者。ミレニアル世代とZ世代の間。そもそもかけるレコードを持っていません......。やっぱりサブスクって便利ですよねぇ。でも、ヴァイナルオンリーな周りの友人を見ていると楽しそうでちょっと嫉妬します。
ダウンメーカーが本気で作った羽毛布団
DOWN DUVET SINGLE DX (TRAPEZOID)は税込8万2500円、DOWN DUVET DOUBLE DX (TRAPEZOID)は税込10万4500円。どちらもベージュとモカの2色展開。
提供:ナンガ
高性能な寝袋やダウンジャケットで知られるNANGA(ナンガ)が、アウトドアで培ったノウハウを落とし込んだ羽毛布団を開発しました。従来の羽毛布団でコールドスポット(冷える部分)になってしまう顔まわりや足元の構造を見直して密着度をアップさせるなどの工夫により、高い保温性と快適な寝心地を実現しているそうです。
加藤肇
寒さが苦手な40代編集者。我が家は家族3人が川の字で寝ていますが、暑がりの息子が掛け布団をはねのけ、私が寒さで夜中に目を覚ますという毎日です。
地球・動物・人にやさしい、新感覚チーズケーキ
CHEESE WONDER 1セット(4個入) 税込1981円。オンラインショップで購入できるほか、11月16日(水)〜11月22日(火)まで、 伊勢丹新宿店地下1階に初めてPOP UPで出店。
提供:ユートピアアグリカルチャー
生チーズムース・生チーズスフレのふわふわ感と、土台のクッキーのザクザク感がたまらない新感覚チーズケーキ「CHEESE WONDER」。“フレッシュである、手間をかける、良い原材料を使う”といった3つのポイントを重視してつくられたこのケーキ。見た目のかわいさもさることながら、注目したいのは製造工程です。独自の放牧牧場で作った牛乳で商品を作り、販売した利益を土地に再投資していくという、リジェネラティブ農業を実践しています。
冷凍されている状態で届き、冷凍状態ならアイスのように、1〜2時間解凍すると、とろとろしとしたムースのような食感が楽しめます。
中島日和
「CHEESE WONDER」をつくるユートピアアグリカルチャーはこのように言っています。「お菓子は食べなくてもよいものではある、それでも食べたくなるお菓子だからこそ、地球環境に悪影響をもたらさずに心から楽しめる、本当に美味しいお菓子作りを目指しています」一口ずつじっくり味わいながら、いただきます!
(文・Life Insider編集部:高阪のぞみ、高橋真紀、加藤肇、中島日和/イラスト・やわたまゆみ)