Apple
アップルは米時間11月10日、スマホの最新機種「iPhone 14」シリーズ向けの衛星通信を使った緊急SOS機能を11月後半に提供すると発表した。
まずは米国とカナダで提供を始め、アンテナなど関連インフラの整備に4.5億ドル(約627億円)を投じる計画だ。新機能により山間部などの通信圏外でも、緊急連絡を取ることができるようになる。
資金は同社が運営するファンド「アドバンスド・マニュファクチャリング・ファンド(Advanced Manufacturing Fund)」から拠出する。投資は、低軌道衛星を使ったデータ通信を手掛ける米グローバルスター(Globalstar)に振り向けられる。同社はAppleの衛星通信に関するパートナーとなっている。
(文・Strainer)
"Strainer"より転載(2022年11月11日公開)