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Z世代に伝えたい、「老後資金」作りに関する3つのコツ。ファイナンシャルプランナーが伝授

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おしなべて現在のZ世代の退職貯蓄状況は、非常にすばらしい。

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  • ファイナンシャルプランナーが退職後の貯蓄について、Z世代にまず伝えたいことは「良い貯蓄習慣を続けること」だ。
  • また自分の貯蓄を守るために、生活防衛資金の積み立ても頭に入れておこう。
  • 企業型確定拠出年金以外に、iDeCoや証券口座などの活用も推奨する。

老後資金の貯蓄を始めるのに早すぎることは決してない。だから、1990年代半ば以降に生まれたZ世代であっても、老後資金について考えるべきだ。

老後資金の貯蓄という点でこの世代が出遅れているわけではない。だが、若いうちにお金の時間価値を最大限生かしながら、貯金を始めるという良い習慣を身につけておくのがおすすめだ。

ラーンラックス(LearnLux)のファイナンシャルプランナーであるマミー・ウォートン氏はInsiderとのインタビューで、老後資金についてZ世代に伝えたいことがいくつかあると語った。

1. 生活防衛資金を作っておけば、退職貯蓄を確保できる

まだ生活防衛資金を積み立ててないならば、持っておいて損はない。

ウォートン氏は、3~6カ月分の支出額を生活防衛資金として貯める必要性をZ世代に何よりも伝えたいと言う。

生活防衛資金とは、本当に必要なときにだけ手を付ける貯金のことだ。このお金をいま蓄えておけば、緊急時の助けになるだけでなく、のちのち役立つだろう。不測の事態が起こると、退職貯蓄をあてにする人が多いが、そんなことをすれば退職後の貯金が永遠に増えない。

ウォートン氏は生活防衛資金を高金利預金に預けることを勧める。この口座に入れておけば、必要なときに簡単に引き出せるうえ、預金も増えるからだ。

2. さまざまな方法で貯蓄する

企業型確定拠出年金は貯蓄を始めるのにうってつけだが、ウォートン氏はZ世代に他の貯蓄方法の検討を奨励する。複数の収入源を獲得できるように貯蓄を続けてみよう。

種類が異なる口座がいくつかあれば、早期退職を決断したときや、退職後に納税負担を下げる必要が生じたときに、お金を使えるだろう。「企業型確定拠出年金を活用しよう。しかし同時に、iDeCoや年金以外の投資先も検討した方が良い」とウォートン氏は言う。また、勤め先に確定拠出年金制度がない場合でも、さまざまな投資方法がある。

いざお金を使う段になっても、複数の違う口座を持っている方が有利だ。複数の口座があれば、年間の貯蓄限度額を引き上げられるし、後でお金が必要になったときに選択肢が増え、柔軟に支出できる。

iDeCoや証券口座は簡単に開設できる。また、複数の金融機関に口座を開設できるので、すでに付き合いのある業者を利用するのも一案だ。

3. Z世代の出足は好調なので、貯蓄を続けよう

おしなべて現在のZ世代の退職貯蓄状況は、非常にすばらしい。ウォートン氏によれば、退職貯蓄の開始年齢という点で、Z世代は他の世代の一歩先を進んでいる。

米大手保険会社のトランスアメリカ(Transamerica)のデータによると、Z世代の約7割がすでに退職勘定を開設している。1980~90年代生まれのミレニアル世代は一般的に25歳で貯蓄を始めているのに対して、Z世代では通常19歳だ。お金は長期的に複利効果で増えていくので、早いうちに投資を始める方がより金持ちになれるだろう。

「この世代はテクノロジーに精通しており、多くの情報を収集して退職貯蓄の重要性を理解しているので、多くのZ世代の若者が早く貯蓄を始めている」

貯蓄という潮流に乗り続けることで、Z世代は将来、悠々自適なリタイア生活を送れるだろう。

[原文:3 things a financial planner wishes she could tell Gen Z about saving for retirement

(翻訳・中山桂、編集・長田真)

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