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「アメリカの復活はたった今、始まる」トランプ前大統領、2024年の大統領選への立候補を正式表明

トランプ前大統領

立候補を表明したトランプ前大統領(2022年11月15日、フロリダ州パームビーチ)。

REUTERS/Octavio Jones

  • アメリカのトランプ前大統領は11月15日夜(現地時間)、2024年の大統領選に立候補すると発表した。
  • トランプ前大統領が大統領選に立候補するのはこれで3度目だ。2016年の大統領選ではヒラリー・クリントン候補に勝ち、2020年の大統領選ではバイデン大統領に敗れた。
  • トランプ前大統領をめぐっては、連邦政府や州による捜査が進んでいる。

アメリカのトランプ前大統領は11月15日夜、2024年の大統領選に立候補すると正式に発表した。ホワイトハウスでの"2期目"を目指す。

トランプ大統領は自らを「この国を救うため」に必要な多くの課題に対する唯一の万能薬と位置付けた。新たな政策提言は不十分で、麻薬の売人に死刑を科す、ワクチン接種の義務化によって退役させられた軍人の未払い賃金を全額払う、議員の任期制限を支持する、元議員がロビイストになることを生涯禁止するといった過去の考えを繰り返した。

「今から2024年の投票日まで、わたしは今まで誰も戦ったことのないような戦い方をする」とトランプ前大統領は語った。

「アメリカの復活はたった今、始まる」

トランプ前大統領の1時間ちょっとの演説の中で注目に値するのは、前大統領が口にしなかったことだ。フロリダ州のデサンティス知事や、共和党の予備選で戦うことになりそうなその他のライバルを名指しで攻撃しなかった。民主党以外の政治家に対する批判に最も近かったのは、目の前に控える課題はあまりに大きく、それを解決できるのは自分だけだと主張した時だ。

「ともに想像を絶する腐敗した勢力や既得権に挑もう」とトランプ前大統領は語った。 「この国はひどい状況にある。由々しき問題に陥っている。これはただの政治家や平凡な候補者向きの仕事ではない。アメリカ人の勇気、自信、精神を体現する偉大なムーブメントの仕事だ」

トランプ前大統領

メラニア夫人と会場入りするトランプ前大統領(2022年11月15日、フロリダ州パームビーチ)。

Jonathan Ernst/Reuters

トランプ前大統領は、2016年の大統領選で元国務長官のヒラリー・クリントン候補に勝ち、2020年の大統領選ではバイデン大統領に敗れている。トランプ前大統領は、2020年の大統領選は不正投票が蔓延していたとして、「不正に操作された」「盗まれた」などと誤った主張を繰り返してきた。こうした主張は裁判所で繰り返し否定されてきたが、2021年1月6日には暴徒化したトランプ前大統領の支持者らが連邦議会議事堂を襲撃するなど、暴力行為を煽って来た。

次の大統領選までは、まだ2年ある。共和党の中で大統領選への立候補を表明したのは、トランプ前大統領が初めてだ。発表の直前には連邦選挙委員会に申請書類も提出した —— こうした手続きは、自身の選挙キャンペーンを始めるのに必要な法的要件を満たすものだ。

トランプ前大統領はその知名度と他のどのライバルよりも潤沢な活動資金で、共和党候補の最有力候補として選挙戦に突入する。

そして、他のどのライバルよりも多くの連邦政府や州による捜査を受けながらの選挙戦となる。検察は政府の機密情報の取り扱いから2021年1月6日の議事堂襲撃事件における役割まで、トランプ前大統領の全てを詳しく調べている。

ホワイトハウスを去った後は後継者にスポットライトを譲る大半の"元大統領"とは異なり、トランプ前大統領は共和党の支配を維持しようとしながら、各地で集会を開いて3度目の立候補への期待を煽って来た。

※演説内容を加筆し、更新しました(2022年11月16日13:25)。

[原文:Donald Trump announces he's running for president in 2024

(翻訳、編集:山口佳美)

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