イーロン・マスクだけじゃない。上司の多くは「激務の長時間労働」に耐えることを期待している

イーロン・マスク

イーロン・マスクは従業員が長時間仕事に専念することを望んでいるが……。

Muhammed Selim Korkutata/Getty Images

イーロン・マスクは11月16日、ツイッター(Twitter)の従業員に新たな期待を込めてメールを送った。メッセージの要点は、ツイートに収まるほどの短さだった。「自らの仕事に自分を縛るか、永久に仕事から身を引くか」との主張だ。

10月27日にツイッターのオーナーになったマスクは、メールに「我々は極めてハードコアな働き手である必要がある」と書いた。そして、11月17日の夕方までに新しい条件に同意するよう従業員に促し、同意しない場合は3カ月分の退職金を支給するということを伝えたのだ。

ツイッターの関係者によると、17日の時点で、残りの約4000人の社員のうち半分以下しか会社に残る選択をしなかったという。

多くの社員が会社に残る選択をしなかったことは、マスクと彼の移行チームにとっては想定外だったと別の関係者は言う。ツイッターに残るべきだと働きかけられた社員たちは、昇給を提示されたわけでもなく、マスクがツイッターに描くビジョンをワクワクするものとして受け止めるべきだと言われたという。

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