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警察署が飲み込まれる? 米ウェストバージニア州に出現した陥没穴、ハリケーンの影響で一気に拡大

陥没穴

アメリカのウェストバージニア州ヒントンに出現した陥没穴。左は2021年6月撮影、右は2022年11月撮影。

West Virginia Department of Transportation

  • 2021年にアメリカのウェストバージニア州に出現した陥没穴が拡大している。最近降った大雨の影響と見られている。
  • 陥没穴は小さな市の警察署のすぐ隣にあって、この穴が今、警察署の建物を脅かしている。
  • ウェストバージニア州は今後、仮設の橋をかけた上で復旧工事を行う予定だ。

アメリカのウェストバージニア州では2021年に駐車場に出現した小さな陥没穴がものすごく大きくなっていて、小さな市の警察署を飲み込みそうな勢いだ。

地元メディアWVNSによると、人口2200人あまりのウェストバージニア州ヒントンにある警察署のすぐ横で陥没穴が見つかったのは、2021年6月のことだ。

道路の下の排水管が壊れたことでできたこの穴は当初、幅1.8メートル、深さ9メートルほどだったと地元の放送局WSAZは報じている

穴がこれ以上大きくならないよう当局が対応していたものの、先日アメリカに上陸したハリケーン「ニコール」の大雨の影響で、穴は一気に拡大。今では警察署の建物の一部がこの穴に落ちそうになっている。

「週末にかけて降った雨がこの穴を一気に拡大させた」とウェストバージニア州上院議員のスティーブン・ボールドウィン氏は11月14日、フェイスブックに投稿した。

「これは非常に深刻な問題であり、保健福祉省や市、学校からも非常に深刻な問題として扱われている。スクールバスはこの道を毎日わたしたちの最も大切な人材を乗せて走っている。彼らの安全を守るために、できる限りの手を尽くさなければならない」

11月16日にフェイスブックに投稿された動画の中で、ウェストバージニア州運輸省は陥没穴の写真を公表し、今後は州の担当部局が仮設の橋をかけた上で、道路の下の壊れた排水管を直し、埋め戻すといった復旧工事を行う予定だとしている。WSAZによると、仮設の橋の長さは38メートルあれば十分だという。

陥没穴

ウェストバージニア州ヒントンの陥没穴。

West Virginia Department of Transportation

11月16日のフェイスブックの別の投稿で、ボールドウィン氏は長期的な解決策を講じるには500万ドル(約7億円)ほどかかり、その費用は州が負担することになるとしている。

陥没穴の出現の仕方はさまざまだ。今回のケースでは、大量の雨水が地中に入り込んで岩や土を削り、そのせいで上の部分が崩れたようだ。

[原文:A sinkhole in West Virginia has grown so big that it's threatening to swallow the city's police department

(翻訳、編集:山口佳美)

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