作成:Life Insider
Life Insiderでは、持続可能な社会に向けた「これからの消費」について発信していきます。ウェルビーイングを高めるもの、環境を考えるきっかけになるもの……Life Insiderの編集部員4名が今週気になったモノを紹介します。
「家電のインテリア問題」を解決する冷蔵庫
受注生産品で、注文して届くまでに1カ月半程度かかるとのこと。右開き、左開きのタイプがあり、色はホワイト、ノルディック、ダークグレーというベーシックカラーのほか、カスタムカラーもある。価格は7万6780円(税込み)。
提供:日立グローバルライフソリューションズ
どうして冷蔵庫はこんなにマシーンっぽいんだろう。キッチンの中で大きな位置を占めるのに、と長年思ってきました。この写真を初めて見たとき、同じ思いを持っている人がメーカーの中にいた!と気持ちが踊りました。
この冷蔵庫「Chiiil(チール)」はキッチン以外の場所に置くことも想定し、インテリアと馴染むデザイン。2022年4月にクラファンで先行予約が始まり、11月には2022年度のグッドデザイン金賞を受賞しました。
今は無印の冷蔵庫を愛用していますが、もう一台買うならこれにしよう!と思っています。
高阪のぞみ
無印良品の冷蔵庫を愛用しています。12年使ったので、そろそろ壊れるかもしれない、と今年春に先回りして買い替えました。デザインが同じなので、変わったことすら誰も気付きません。
プロ仕様の実験用具が文房具に
2022年12月1日(木)発売予定。三角フラスコの実験スタンプ、ビーカーの実験スタンプ。いずれも1650円(税込)。
提供:ハリオサイエンス
買い物心をくすぐるこちらのスタンプをつくったのは、コーヒーメーカーやキッチン用品でお馴染みの耐熱ガラスメーカー「HARIO(ハリオ)」。企業や大学の研究室などでも使われているプロ仕様の理化学品を、文房具にしてしまいました。小さいビーカーやフラスコのスタンプなんてどんな場面で使えば良いのか……正直思い浮かばないけれど、思わず集めたくなってしまうほどの可愛さ! ペン立てや小物入れとして机の上に並べて置きたいです。
高橋真紀
地方出身・上京8年目の編集者。ミレニアル世代とZ世代の間。文房具で思い出すのは、小中学生時代にペンケースを2つ持って必死にノートをデコっていたこと、反省。
自動計量&遠隔操作に対応した炊飯器
先行体験への応募は2022年12月25日まで。200台限定で生産され、製品が届くのは2023年2月下旬の予定。体験価格は4万6000円(税・送料込み)。
提供:パナソニック
パナソニックからお米と水の計量+炊飯を自動で行なってくれる「自動計量IH炊飯器」が登場しました。数量限定の先行体験プログラムで提供される実験的なプロダクトです。
2kgの無洗米が入るタンクと、600mlの水が入るタンクを炊飯器本体に内蔵。専用アプリを利用し、外出先からでも炊き上がり時刻を設定して炊飯をスタートさせられます。保温機能はありませんが、炊飯量は0.5合から2合まで0.25合刻みで選べるので、食べ切る分だけを炊飯すれば問題なし。忙しく不規則な生活であっても、いつでも炊きたてのご飯が食べられるのは嬉しいですね。
加藤 肇
ご飯は歯ごたえのしっかりした、かための炊き上がりが好きな40代編集者。気付いたら、今の炊飯器は10年以上使っています。壊れていないのに買い替えるのは若干の罪悪感があるんですよね。
ファッションの未来を考える
『リジェネラティブ・ファッション 人と環境に優しい服作り』サフィア・ミニー:著(トゥーヴァージンズ)
撮影:中島日和
ファッション産業による大量生産・大量消費、そして大量廃棄が世界中で問題になっていますが、消費者として服やその素材がどのように作られ、地球環境にどんな影響を及ぼしているのかを学びたいとこの本を手にとりました。著者はフェアトレードの専門ブランド、ピープルツリーの創業者、サフィア・ミニー。パタゴニア、クロエ、エコアルフなど、エコビジネスで成功を収めている世界各地のデザイナーや事業者へのインタビューも掲載されていて、消費行動を見直すきっかけになりそうです。
中島日和
ミレニアル世代の編集者。最近、リペアサービスを扱うお店やブランドも増えてきたと感じています。
(文・Life Insider編集部:高阪のぞみ、高橋真紀、加藤肇、中島日和/イラスト・やわたまゆみ)
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