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入社すべきではない会社の面接で見られる6つの危険信号

グーグルのグローバルクラウド採用担当バイスプレジデントであるダニ・モナハンは、「職務内容に『多くの帽子をかぶることになる』と書かれていたら、その帽子とは何なのか、会社がゴールに到達することをサポートしてくれるのかどうかを確認した方がいい」と述べている。

グーグルのグローバルクラウド採用担当バイスプレジデントであるダニ・モナハンは、「職務内容に『多くの帽子をかぶることになる』と書かれていたら、その帽子とは何なのか、会社がゴールに到達することをサポートしてくれるのかどうかを確認した方がいい」と述べている。

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  • 専門家がInsiderに、働くのに適していない可能性を示す企業の赤信号の例を教えてくれた。
  • 採用過程の早い段階でテストとして仕事をさせるような会社は、求職者に無償で仕事をさせようとしている可能性がある。
  • 採用前に、現社員とのコミュニケーションを取らせてもらえない場合は、職場の士気の低さや離職率の高さを隠している可能性がある。

新たな仕事の面接を受けるとき、特に長年憧れていた会社であれば、採用してもらうことを優先して、多少気になる点があったとしても見過ごしてしまうことがある。しかし本来なら、あなたが採用担当者に気に入ってもらいたいのと同じように、採用担当者もあなたに気に入ってもらいたいはずだ。もし採用の過程で、その担当者の態度が悪かった場合には、たとえ採用されたとしても、最悪の上司やひどい社風の下で働くことになる可能性が高い。

どんなに魅力的な仕事でも、面接の際に以下に紹介する6つの赤信号に遭遇したら、もっと良い機会を求めて入社を見送った方がいいかもしれない。

1.コミュニケーションやスケジュールが不安定

HRリーダーのためのコミュニティ、Amplify Academyの創設者のラース・シュミット(Lars Schmidt)がInsiderに語ったところによると、採用担当者やHRチームがあなたを軽く見たり、約束を守らないようであれば、それは赤信号だという。さらにひどいのは、採用過程でのスケジュールを完全に反故にしておいて、説明もなしに新たなスケジュールを設定するような場合だ。求職者に対してそのような態度を取る会社は、そこで働く従業員が絶えず変わるスケジュールや一貫性のないコミュニケーションによってどれほど不安定な状況に置かれているかを考えてみるといいだろう。

もうひとつのあまりよくない兆候は、それまでやり取りをしていた採用担当者からの連絡が途絶えることだ。

グーグル(Google)のグローバルクラウド採用担当バイスプレジデントであるダニ・モナハン(Dani Monaghan)は、コミュニケーション不足や指示の混乱が一過性のものなのか、あるいはより大きな問題の兆候なのかを見極める最善の方法は、以下についてチェックするのがよいと述べている。

  • 面接のスケジュールを変更されることが多い?
  • 採用担当者や責任者は時間を守らないことが多い?
  • メールに対する返信はどの程度か、また通常どのくらい早く返信があるか?
  • 面接はきちんとオーガナイズされたものか、それとも面接官は準備不足のまま現れたか?
  • 最新情報を提供するという約束は果たされているのか?

2. 採用過程の早い段階でテストやプロジェクトをやらせようとする

業界によっては、企業が求職者にコーディングのテストやプレゼンテーション資料の作成、仕事の仕様に沿った文章の作成など、面接以上のステップを課すのは普通のことだ。これは求職者のスキルを評価する有効な方法だが、採用プロセスの早い段階でそのようなことを要求する企業は、求職者の時間を尊重しておらず、無償で仕事をさせている可能性があるという点で赤信号が点灯しているといっていいだろう。

スキルテストや課題は、少なくとも1回の面接を終えて、その企業があなたに関心を持ち、あなたもその企業が合いそうだという感触を得た後に行われるべきだとシュミットは述べている。

3. 職務内容が曖昧

たとえ新しい職務であっても、採用責任者はその職務の内容を明確に把握していなくてはならない。そうでなければ、採用された人が失敗するかもしれない。

「職務内容に『多くの帽子をかぶることになる』と書かれていたら、その帽子とは何なのか、会社がゴールに到達することをサポートしてくれるのかどうかを確認した方がいい」とモナハンは言う。

「面接での質問が曖昧な場合、それが何を意味するのか、常に明確にする必要がある」

4.給与について話したがらない

求職者が最も避けたいことは、給与が自分の希望に合っているかどうかがわからないまま、何度も面接を受けることだろう。コロラド州、コネチカット州、メリーランド州、ネバダ州、ロードアイランド州、ワシントン州などでは、給与の情報を求人情報に記載したり、求職者からの問い合わせがあれば回答したりすることが義務付けられている。

これらの州以外でも、給与について透明性を高めていこうという傾向がある。データ分析で有害な職場の問題を特定するサービスを提供するEmtrainのジャニーン・ヤンシー(Janine Yancey)CEOは、採用過程の早い段階で給与水準を尋ねておくことは合理的だとInsiderに語っている。給与水準が定まっていない場合は、企業側は少なくとも「それはいい質問ですね。すぐにお返事します」と言うべきだという。給与についての質問が、否定的な反応を引き起こすものであってはならない。

5.ネガティブな出来事についてはぐらかす

面接の前に下調べをしておけば、その会社のネガティブなレビューがグラスドア(Glassdoor)に投稿されていないか、よくない報道をされたことがあるか、といったことが分かる。またその仕事を受けるかどうかを決める前には、さらにその会社について知りたいと思うだろう。

「ネガティブな報道やグラスドアのレビューについての質問が一蹴されたらとしたら、それは赤信号だ」とシュミットは言う。

逆に、それらを認めた上で、企業カルチャーの改善やスキャンダルからの回復に向けてどのように取り組んでいるのかを説明してくれるなら、それはより前向きな成長の兆しと言えるかもしれない。

6.社員に話を聞くことができない

上司となる可能性のある人だけでなく、部下や同僚になるかもしれない人など、できるだけ多くの現社員と話すことで、企業カルチャーを感じ取ることができるようになる。

「もし会社がそのための便宜を図ってくれないのなら、それは赤信号だ」とモナハンは言う。そのような要望を受け付けないということは、採用責任者が離職率の高さやチームの士気の低さを隠そうとしている可能性がある。

「現社員と話してみて、彼らが不幸せ、無気力、不満そうだとすれば、それはネガティブな職場環境を示しているかもしれない」とモナハンは付け加えた。

誰にでも調子が悪かったり、間違ったことを言ったりする日はあるが、そのようなやりとりを総合的に判断することで、その企業のカルチャーを知る手がかりになる。

「本当に有能な人材が組織のトップにいない場合、それも人事のチームが何をしてくれるのかを推し量る指標になると思う」とヤンシーは述べていた。

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