ダメージジーンズは、もっとかっちりしたスタイルに取って代わられようとしている。
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- 2023年に流行るパンツスタイルと廃れるパンツスタイルをプロのスタイリストに聞いてみた。
- 新しい年には、カーゴパンツ、クロップドパンツ、レザーが人気になりそうだ。
- 一方、スキニージーンズとハイウエストのパンツは下り坂だ。
ワイドパンツはコーディネートを今っぽくする
ここ数年のトレンドは、スキニージーンズから離れる一方だ。
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ジーンズからトラウザーズまで、とにかくワイドレッグのパンツが2023年のトレンドになる。そう語るのは、「ワードローブ・アパレル(Wardrobe Apparel)」のアソシエイトでもあるスタイリスト、サラ・ソマー(Sarah Sommer)だ。
「このスタイルは、どんな体型でも縦長に見せてくれるし、ごく普通のTシャツとスニーカーの組みあわせでもクールに見えます」と、ソマーはInsiderに話した。
レザーとプレザー(合成皮革)のパンツは、ここ数年で復活を果たしている
ビニールレギンスなら、多少は気楽に流行に乗れそうだ。
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「スティッチ・フィックス(Stitch Fix)」のスタイリスト、ジェシカ・ソッケル(Jessica Sockel)によれば、ここ2年ほどで、レザーパンツは流行に返り咲き始めているという。2023年までには、クローゼットの定番と見なされるようになりそうだ。
フォーミュラ1にインスパイアされたファッショントレンド「モーターコア」の台頭により、2023年には、ビニールレザーなどの合成皮革を目にすることがさらに多くなると予想される。
「最近では、オーバーサイズのオフタートル・セーターと、ビニールレギンスの組みあわせが気に入っています」と、ソッケルはInsiderに話している。
テーラード・トラウザーズは、オフィスにも、夜のお出かけにもぴったり
ビジネスカジュアルは、オフィスの外にも広がりつつある。
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「テーラード・トラウザーズは、いま大人気のビジネスカジュアル・スタイルです」とソッケルはInsiderに語る。
「ですから、2023年には、テーラード・トラウザーズをいっそうよく目にするようになると考えられます」
実用的で、はき心地もよく、多くの場面で使えるテーラード・トラウザーズは、オーバーサイズのブレザーとあわせて職場向けにドレスアップすることもできるし、Tシャツとあわせてドレスダウンして、ミニマルでシックな週末の装いにすることもできる。
少しだけ裾を切ったクロップドパンツが流行り始めている
パンツ丈が短くなりつつあるようだ。
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いや、あなたの背が伸びているのではない。パンツ丈が短くなっているのだとパーソナルスタイリストのアリー・マッケナ(Allie McKenna)は言う。
1990年代後半のトレンドが復活し、クロップドパンツが流行り始めている。
「個人的には、このトレンドが大好きです。足首、すてきな靴下、キュートなブーティを見せびらかすには最高の方法ですから」とマッケナはInsiderに語った。
カーゴパンツは2023年のマストバイ
ルーズなフィットのパンツは、ここ最近のトレンドになっている。
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2000年代初めのファッションの復興が確実に進んでいるいま、カーゴパンツは2023年のマストバイになるとマッケナは言う。
「1年中着られるカーキ系統のニュートラルなものを1本手に入れることをおすすめします」
ベルベットとコーデュロイが人気上昇中
コーデュロイは、とりわけ寒い時期には心地よい素材だ。
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マッケナによれば、コーデュロイとベルベットは人気上昇中で、この先も人気は高まる見込みだという。
どちらの素材についても、ワイドパンツやゆったりしたスタイル、フレアパンツで採り入れることをマッケナはすすめている。
ミッドライズとローライズのジーンズが、ハイウエストのトレンドにとってかわりつつある
ハイウエストのスタイルに慣れていたのなら、ミッドライズジーンズはよい妥協点になる。
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ミッドライズとローライズのジーンズが着実に復活し、ハイウエストのスタイルに取って代わりつつある、とソマーは話している。
「2000年代のリバイバルと言えるこのトレンドでは、脚の長さを強調したいとか、胴を細長く見せたいといった好みに応じて、プロポーションで遊ぶこともできます」とソマーは言う。
ソマーのおすすめは、オーバーサイズのセーターやTシャツ、もしくはぴったりとしたトップスとジャケットの重ね着との組みあわせだ。
一方、ゆったりしたスウェットパンツは、ジョガーパンツに取って代わられそうだ
2020年には誰もがスウェットスーツに殺到したが、もう少しぴったりしたスタイルが復活し始めている。
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外出自粛の期間中はスウェットパンツが大活躍したが、ソッケルによれば、そのトレンドをアップグレードするにはジョガーパンツがうってつけだという。
ジョガーパンツは、1980年代の趣がある人気のスウェットで、腿の部分はワイドだが、足首が絞られている。
「ジョガースタイルを洗練させたいのなら、私のお気に入りの方法は、お揃いのクロップドフーディとカジュアルなスニーカーを組みあわせることです」とソッケルは話している。
ペーパーバッグ・パンツは、ローライズとミッドライズのトラウザーズに取って代わられそう
ウエストを絞ったこのスタイルは、長年のあいだ人気だった。
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ハイウエストのパンツが廃れつつあるのに伴い、ペーパーバッグ・パンツ(ウエストから上に向かって寄せたギャザーが、紙袋を絞った形に似ていることから名付けられたデザイン)も、人気を失ったとソマーは言う。
ペーパーバッグ・パンツは、ハイウエストで、ゆったりとしたレッグと、フリルのように絞ったウエストラインが特徴だ。
「ウエストを解放しようという精神のもとで、このスタイルは、アシンメトリーなジーンズ、ローライズとミッドライズ、トラウザーズに道を譲っています」とソマーは話した。
ダークブルーのデニムは流行遅れになるかもしれない
ダークウォッシュのジーンズは、2023年のトレンドリストには載っていないようだ。
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「ダークウォッシュのデニムについては、流行遅れになりそうな雰囲気が目につきます」とマッケナは語る。
2023年のトレンドに応じて買いかえるなら、もっと明るめのウォッシュを選ぶといい、とマッケナはすすめている。
過度なダメージジーンズは最盛期を過ぎた
びりびりのジーンズはここしばらく人気だったが、そろそろ終わるかもしれない。
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姿を消すかもしれないもうひとつのデニムトレンドが、過度なダメージジーンズだとソマーは言う。
流行遅れのスタイルを昇華させるには、紐やボタン、変わったパターンなど、独特なディテールとデニムを組み合わせてみよう。
控えめなダメージ具合のジーンズや、色あせたタイダイデニムでもいい、とソマーは話している。
スキニージーンズは、ブーツカットやストレートに取って代わられそう
ワイドなカットのデニムが、スキニージーンズを脇へと押しやりつつある。
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かなり長きにわたって人気だったスキニージーンズも、脇へ退き、新しいトレンドに舞台中央を譲るときがきたようだ。
2023年に採り入れるべきスタイルとして、ソマーは、バレル、ブーツカット、ストレートのシルエットをすすめている。どれも、いままさに人気を集めつつあるスタイルだ。
カモフラージュプリントは過去のものになりつつある
カモフラージュ柄はここ数年、パンツからジャケット、帽子まで、あらゆるものに見られた。
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その伝統のカモフラージュ柄も、そろそろ、もっと明るくて軽いものに取って代わられそうだとソマーは話している。
カモフラージュがお気に入りなら、かわりに、控えめなペイズリーやタイダイ柄を選んでみよう。もしくは、無地の深いオリーブ色の生地に変えるだけでもいいかもしれない。