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2度のレイオフを経験! 住宅ローン業界で働いていた31歳の女性はこうして「趣味」を「仕事」に変えた

テイラー・オーデットさん

テイラー・オーデットさん。夫のリーバイさんと。

Taylor Audet

  • テイラー・オーデットさんは8年間、住宅ローン業界で働いていたが、2度のレイオフを経験した。
  • 住宅ローン業界ではここ2年でレイオフがますます増えている。
  • 失業中、お菓子作りへの愛を再発見したオーデットさんは、コロナ禍で"趣味"を"仕事"に変えた。

住宅ローン業界で働いていたテイラー・オーデットさん(31)にとって、自分のキャリアが自分ではコントロールできない何かに左右される状況は、ある"大きな決断"を下すには十分だった。

アメリカのアイオワ州マクレガー —— ウィスコンシン州に近いミシシッピ川沿いの人口723人の小さな町 —— に住むオーデットさんは8年間、住宅ローン業界で働いてきた。

その間、2度のレイオフを経験したオーデットさんは、定期的に住宅市場の犠牲になるよりも、自分の店を開くことを選んだ。

「企業の言いなりになるのは、もう嫌だったんです」とオーデットさんはInsiderに語った。

「自分のボスは自分、自分の運命は自分でコントロールしたかったんです」

混沌とした雇用市場

住宅ローン業界はここ2年、不安定だった。住宅市場が揺れ動く中、住宅ローン会社ベター(Better)のレイオフで浮き彫りになったように、大量採用大量解雇が当たり前になった。

オーデットさんは2014年に住宅ローン業界に加わり、コミュニティーを支援しつつ、1対1の関係が構築できるこの仕事を楽しんでいた。

「大好きでした」とオーデットさんは当時を振り返った。

「小さな町、小さなコミュニティーなので、お金の面で支援を必要としている人たちを助けるというのは、ものすごく特別なことでした」

不運にもオーデットさんは、コロナ禍でこの業界で働くその他多くの人々とともに解雇されてしまった

カップケーキ

オーデットさんが作ったカップケーキ。

Taylor Audet

お菓子作りが昔から好きだったオーデットさんは、コロナ禍で友人や家族のために作ることが増え、そのスキルに磨きをかけ始めた。中でもストロベリー・チーズケーキ・カップケーキは彼女の"おはこ"だ。

「イベントに合わせて作ってほしいと頼まれたり… コロナ禍ではたくさんの人々が小さな地元の商売を支援してくれました」とオーデットさんは話している。

「わたしは『よし、思い切ってこれをちゃんとした副業にしよう』と思いました」

2021年3月、オーデットさんは『Treats by Taylor』を正式にオープンした。ただ、2020年から企業研修の指導者として働いていたので、あくまでも店は"副業"だった。

The Perfect Rejection Résumé』の著者で、コロンビア大学やニューヨーク大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で教えているイーライ・ジョセフ(Eli Joseph)氏によると、仕事をしながら別のスキルを育てるのは、レイオフに備える良い方法だという。

「準えておかなければなりません。そして、自身のスキルセットを多角化しておくことがその最良の方法です」とジョセフ氏はInsiderに語っている。

住宅ローン業界に別れを告げて

ケーキ

オーデットさんが作ったケーキ。

Taylor Audet

「今年に入ってから、レイオフが始まるかもしれないと聞きました」とオーデットさんは振り返った。

「それで自分の店を開くとしたらどんな店にしたいか、計画を立て始めたんです」

2022年9月、2度目のレイオフを経験したオーデットさんが「金融/住宅ローン業界からレイオフされるのにはうんざり&自分の夢を追うことにしました」とリンクトイン(LinkedIn)に投稿すると、1万6000以上のリアクションがあった。

「明日レイオフされるかも… と思い悩むストレスがなくなりました」とオーデットさんは話している。

「これからは新しい悩みを抱えることになるでしょう。ただ、それは全て、誰かに左右されるのではなく、わたしが経営者としてコントロールできるものです。ワクワクしています。満足しているし、幸せです」

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