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「金を無駄にしている気がしてならない」混乱を深めるデジタル広告業界に関するエージェンシー幹部の告白

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※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

2021年、広告界全土に見られた亀裂は、今年2022年には巨大な地割れとなった。AppleのiOS14によるターゲティングおよびアトリビューションの混乱、そしてTwitterの嵐のごとき買収劇が起きるなか、デジタル広告主勢は皆、そこら中から激しい締め付けを受けている気分だ、とこぼす。そこに追い打ちをかける経済の不安定性、さらにはGoogleやFacebookといった企業勢による最新の収益報告もあり、見通しは極めて暗いと広告主勢はいう。

匿名を条件に業界の裏側について赤裸々に語ってもらうDIGIDAYの「告白」シリーズ。今回は、ある広告エージェンシーのCEOがデジタル業界全体の激変ぶりと、デジタル広告がかつてないほど厳しい苦境にある理由を打ち明けてくれた。

以下のインタビューは、読みやすさのために編集および要約されている。


——デジタルマーケティング業界の現況は?

まさに激変だ、興味深いとしか言えないくらいに。激しい変動はすべての領域で見られ、誰もがダメージを受けている。なかでもメディアエコシステムはいま現在、究極的に変動が激しい。ペイドは毎日、毎週、まさに乱高下している。

たとえば、ある日のFacebookのCPMは22ドル(約3080円)で、それが次の日には41ドル(約5740円)になる、といった具合だ。いまは週を重ねるごとに、ますます悪化している。何もかもがどん底にあり、パフォーマンスもどん底状態だ。私が話をしているどの会社もマイナス5~10%という状況で、慢性的にもがき苦しんでいる。いまや業界中の誰もがリテンションに頭を抱えている。消費者をどうやって維持するか、という問題だ。メディア効率はよくても「まあまあ」といった程度。CPAとCACは着実に上がり続けている。

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