撮影:編集部
季節は冬本番。外で吐く息は白くなり、一気に冷え込んできた。
僕はハイブリッドワークだが、自宅で仕事をしていると肌寒さを感じることが多くなった。
だが、最近では電気代も急激に上がっているので、エアコンの温度も上げづらいというジレンマ……。
そんな時に無印良品で発見したこのダウンベストがとても快適で、テレワーク時は毎日着用している。
750FPの暖かさ
無印良品「再生ナイロン軽量ノーカラーダウンベスト・グレイッシュブラウン」税込2990円
このベストのすごい点は、何と言ってもその暖かさだ。
ダウン製品の暖かさは、その膨らむ力(FP=フィルパワーと呼ばれる)によって大きく左右されると言われている。
この商品のFPは実に750。ユニクロのウルトラライトダウンが640なので、それよりも暖かい。
ベストだからということもあるが、この暖かさで2990円というのは値上げが続く今、有難かった。
マラソンでは体幹を冷やさないためにベストを着ると言うが、体の中心を温めれば、確かに冷えが改善される印象があった。
なお、中わたはダウンが90%、フェザーが10%となっている。
インナーダウンにも、持ち運びにも
自宅で仕事をしていて、お昼休みにコンビニにご飯を買いに行くことがある。
そういう時も、僕はそのままコートを重ね着して、インナーダウンとしている。
パンパンに張ったダウンではないので、重ね着をしても着膨れしないし、ベストなので袖もサッと通せるのが心地いい。
折りたたんだ時のサイズ感は500mlペットボトルと同じくらいだ。
さらに、折りたためば持ち運びもできる。
昼は10度超えだが、夜は寒そう……といった日にはパッカブルなので小さく畳んでリュックに忍ばせるのがオススメだ。
残念なところ:畳みジワは残りやすい
初めて畳んで広げた時の写真。
折りたたんで広げた時のシワは残りやすいように感じた。
僕は冬場、パタゴニアのダウンジャケットをアウターとして愛用している。
こちらも同じくパッカブルなため、体温の上下が激しい登山にも使っている。暑くなると折り畳んでカバンにしまうのだが、その後広げてもあまりシワがつかない。安心して畳んでいる。
それと比較すると、こちらは畳みジワが残りやすいように思えた。ただ、ユニクロのULダウンも残りやすいので、この点は価格相応とも言えるかもしれない。
シワをつけたくない人は、折り畳まず使用するのがオススメだ。
ナイロン生地を再利用
サイトにはリサイクルの工程が写真付きで紹介されている。
無印良品・商品ページよりキャプチャ
このアイテムは表地と裏地に、ナイロン工場で出た糸くずを生地として再利用している。
さらに、ダウンは飼育環境や採取方法に配慮した認証済みのダウンのみを使用しているそうだ。
自分で購入する全てのモノを精査することは難しいが、できる限りこうした製造プロセスに配慮した製品を買いたいと思う。
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