アメックス、TikTok の特徴を活かしたキャンペーンを実施。「小規模事業者のあいだでTikTokの利用が増えている」

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※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

アメリカン・エキスプレス(American Express、以下アメックス)は、Z世代とニッチなコミュニティへのブランド訴求をめざし、TikTokを活用する企業の一角に加わった。

地域経済の活性化を後押しするアメックス主導のスモール・ビジネス・サタデー(Small Business Saturday)が先月26日に開催された。これに先立ちアメックスはTikTokに公式ブランドアカウントを開設し、中小や自営の小売店での買い物を促すキャンペーンを実施した。

小規模事業者のあいだでTikTok利用が増加

TikTokは最近、小規模事業者向けのマーケティング・チャネルとして存在感を増しつつある。アメックスのグローバル広告/ブランドマネジメント部門でスモール・ビジネス・サタデー&ショップ・スモール担当バイスプレジデントを務めるマリアンヌ・ラウシュ氏によれば、TikTokとのパートナーシップのもと、同社が「小規模小売店による新たな顧客層へのアピール」を支援することは理にかなっているという。

TikTokのプラットフォームでは中小事業者のメディア投資が活発化し、#ShopSmallのハッシュタグ付き動画の再生回数は50億回近くに上る。アメックスもペイドとオーガニックの戦略に加えて、TikTokとの提携による#ShopSmallキャンペーンを通じ、Z世代のTikTokユーザーと中小小売店をつなぐ施策に取り組んでいる(アメックスのTikTokへの投資額は本稿発表時点で情報が入手できず不明)。

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