スタイリストに聞いた、この冬のワードローブから消し去るべきアイテム

スキニー・ジーンズ (左)、ウエスタン・ブーツ(右)

冬のトレンドの一部が終わりを迎える。

area381/Shutterstock; Iancu Cristian/Shutterstock

  • Insiderは、この冬、クローゼットから外すべきアイテムを2人のスタイリストに聞いた。
  • ミニマリスト・ファッション・ブームは去り、鮮やかなカラーや大胆なアクセサリーが流行している。
  • スタイリストによると、部屋着はスウェットの上下から、よりエレガントなニット素材のものに替わるという。

スプリットヘム・パンツは、定番のワイド・パンツに

スプリットヘム・パンツ

より万能で古くさくないワイド・パンツを選ぼう。

Pool/Getty Images Europe

冬のワードローブからスプリットヘム・パンツを外す時が来た、とパーソナル・スタイリストおよびショッパーでクレ・ドール(Clé D'or)創業者のクリエナ・ネダービーン(Kriena Nederveen)は言う。2021年の代表的なスタイルだが、すでに時代遅れな印象だ。

ネダービーンのお勧めは、シックで実用的なワイド・パンツ。日中にもイブニングにも、どちらにも使える。


ゆったりとしたチュニックではなく、パリっとした白シャツに

チュニック

今シーズンはフィット感のあるスタイルがトレンドに。

Matthew Sperzel/Getty Images

チュニックや、同じようにゆったりとしたトップスも、取り替えるべき、とネダービーンは言う。「思っているような効果はない」とInsiderに語った。

「ボリュームが出てしまうだけで良くない」

チュニックの代わりに、パリっとした白シャツを選ぶと良い。ジャストサイズでもオーバーサイズでも良いという。ウエストにタックインするだけで良い。


ブーティーは、ウエスタン風よりもラバーのチャンキーヒールを

ウエスタン・ブーツ

ウエスタン・ブーツの人気は過去のもの。

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ウエスタン風のブーティーは、今となっては少し古くさいとネダービーンは言う。「また流行るかもしれないが、ブーツは今、新たな方向へと歩んでいる」とInsiderに語った。

代わりに、ゴツゴツとしたソールのドラマチックなアンクル・ブーツを選べば、装いをアップデートできる。分厚いゴムのソールは、主にワーク・ブーツに使われてきたが、ファッションにもチャンキー・プラットフォームという形で入って来ている。


セットアップは、スウェットからエレガントなニット素材に替える時

スウェットのセットアップ

スウェットをいかしたければ、単品使いに。

VK Studio/Shutterstock

パーカーのセットやスウェットの上下は、在宅ワーク生活を送る多くの人にとって大きな存在になっているが、もう手放す時だとネダービーンは言う。「手放したくないのであれば、セットでは使わずに、休みの日ゆっくり過ごす時に着て」とのこと。

「または、フィットネス用にしてジムに着て行く」

もっと良いのは、新しくニットのセットアップを手に入れること。ニットはポロシャツやヨガ・パンツからタンクトップやスカートまで、種類も豊富。「リラックス感のある素敵なニットのセットアップは、エレガントでありセクシー」とネダービーンはInsiderに語った。


ウォーターフォール・カーディガンをやめて、「ジャーディガン(jardigan)」か「シャケット(shacket)」に

ウォーターフォール・カーディガン

ウォーターフォール・カーディガンは確実に時代遅れ。

HighKey/Shutterstock

時代遅れになったウォーターフォール・カーディガンとはお別れする時が来たとパーソナル、ウエディングおよびエグゼクティブ向けのワードローブ・スタイリストでザ・スタイル・ザット・ビハインド・アス(The Style That Binds Us)の共同創業者、アリソン・ブルン(Alison Bruhn)は言う。

代わりに、「ジャーディガン(ジャケットのようなカーディガン)」か「シャケット(シャツのようなジャケット)」を加えてみては。


アクセサリーは、小ぶりで繊細なものから、ステートメント・ジュエリーが主流に

華奢なアクセサリー

華奢なアクセサリーとはお別れ。

Luxury Liza/Shutterstock

繊細で小ぶりなジュエリーはやめて、ステートメント・ジュエリーに。「イヤリングからベルトまで一新されている」とブルンはInsiderに語った。

「大胆なアクセサリーが流行りになっている」


ニットは、クロップトや柄ものではなく、オーバーサイズに

柄もののセーター

柄もののクロップト丈セーターは、厚手のオーバーサイズ・ニットに替えて。

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ボクシーなクロップト丈のセーターは、少し厚手のオーバーサイズ・ニットに替わる、とブルンは言う。

ブルンのお勧めは、大き目のニットを、ミッドライズかハイライズのジーンズにタックインするスタイル。「これで腰回りがすっきりと、きれいに見える」とブルンはInsiderに語った。


ニーハイ・ソックスが新鮮で、ロゴ・タイツよりも使いやすい

ロゴ・タイツ

ロゴ・タイツは合わせる服が限られるかもしれない。

Jerritt Clark/Getty Images

ロゴ・タイツこそステートメント・アクセサリーであり、おもしろいアイテム。だがネダービーンによると、1度履いてしまうと、その後履きづらくなるという。

代わりにお勧めするのが、ニーハイ・ソックス。新鮮で、使い回しがきく。


ニュートラル・カラーの服を、ホットピンクのような大胆な色に

グレーのパーカー

今シーズンは、ワードローブをカラフルに。

san4ezz/Shutterstock

落ち着いたニュートラル・トーンに代わりブルンが勧めるのは、大胆で、鮮やかな色。「控えめなミニマリズムと落ち着いたニュートラル・カラーは終わり、ホットピンクが来る」とInsiderに語った。


ジーンズは、ローライズのスキニーよりも、ハイウエストの、ストレートかワイド・レッグが良い

スキニー・ジーンズ

ハイウエスト・ジーンズ好きは一安心。

area381/Shutterstock

スキニー・ジーンズ人気は数年続いており、最近は2000年代初頭のローライズ・スタイルが復活しそうだ。だがネダービーンによると、ハイウエスト人気もまだ終わらない。「スキニー・ジーンズもまだ使えるけれど、ハイウエストのものにした方が良い」という。

「それが最新のデニム・スタイル」

ストレート・レッグやワイド・レッグも、トレンドのアイテム。


コテージコア(cottagecore)ブームは去り、フルオン・グラマー(full-on glamour)ブームが到来

コテージコア

春夏に人気だった、繊細でゆったりとしたスタイル。

David Espejo/Getty Images

コテージコアとは、田舎の生活のロマンチックに表現にした美学。フルオン・グラマーが、これに取って代わる、とブルンは言う。 

「大胆な色使いにスパンコール、セクシーなサテンやシルク素材のものを選んで」とInsiderに語った。派手な色のフェイクファーのジャケットやコートも良いチョイス。


ブレザーは、トラディショナルなものより、オーバーサイズのものを

伝統的なブレザー

伝統的なブレザーをアップデート。

NakoPhotography/Shutterstock

「伝統的なブレザーは、オーバーサイズなものに替わりつつある」とブルンはInsiderに語った。

「ほぼすべてのブランドが、オーバーサイズにしている」

だが、このトレンドは誰にでも当てはまるものではない、と強調する。「もし、おじいちゃんのブレザーを着ているような感じがするなら、または、ボクシーに感じて自信がないのであれば、このトレンドは取り入れないで」とのこと。

「これに関しては直勘に従って」

オーバーサイズが気分でなければ、好みのシルエットを選び、トレンドは色で取り入れてみよう。

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