「Honda e」。
Honda
- 世界では、アメリカでは手に入らないクールな電気自動車が数多く販売されている。
- 小型の「Honda e」から、「ORA ファンキー・キャット」まで、今最もエキサイティングなモデルを10台紹介する。
- ここに表示する各モデルの走行距離は、メーカーによる推定値である。
「シトロエン・アミ(Citroen AMI)」は、巨大なピックアップトラックやSUVと競合する必要がなければ、アメリカの都市を移動するのに驚くほど便利な超小型の2人乗り電気自動車だ
シトロエンの「アミ」。
Citroen
「アミ」のヨーロッパでの価格は約6300ドル(約86万円)で、月々およそ20ドル(約2735円)でリースできる
シトロエンの「アミ」。
Citroen
しかもフランスでは14歳以上であれば、「アミ」は運転免許が無くても運転することができる
シトロエンの「アミ」。
Citroen
上海汽車傘下である五菱(ウーリン)の「宏光(ホングアン)MINI EV」は、2021年中国で最も人気のあった電気自動車だ
「宏光MINI EV」。
Wuling Motors
その人気には価格も関係しているかもしれない。「宏光MINI EV」は4000ドル(約54万7000円)前後から購入できる
「宏光MINI EV」。
Wuling Motors
「宏光MINI EV」は大人4人を乗せることができ、一度の充電で100マイル(約160㎞)強の走行が可能で、時速62マイル(約99km/h)を出す
「宏光MINI EV」。
Wuling Motors
「宏光MINI」は2回に分けて紹介したいほど素晴らしい小型EVだ。2022年9月には、コンバーチブルタイプの「宏光MINI EV カブリオ(Cabrio)」を発売している
「宏光MINI EV カブリオ」。
Wuling
「宏光MINI EV カブリオ」は2シーターで、航続距離は174マイル(約280㎞)、現在の為替レートで価格は1万4000ドル(約191万円)強だ
「宏光MINI EV カブリオ」
Wuling
ホンダはアメリカではまだ電気自動車を販売していないが、他の国では「Honda e」という名前の車を手に入れることができる
「Honda e」。
Honda
「Honda e」はレトロな雰囲気が漂う愛らしいシティカーで、航続距離は137マイル(約220㎞)あり、街乗りには十分すぎるほどだ
「Honda e」。
Honda
「Honda e」はドアミラーの部分にカメラユニットを搭載し、車内のディスプレーに表示する「サイドカメラシステム」を採用し、スマートな外観に仕上げている
「Honda e」。
Honda
中国のBYD(比亜迪汽車)は、電気自動車の販売台数で、テスラ(Tesla)に次いで世界第2位の企業だ
パリで展示された電気自動車「BYD HAN」。
Chesnot/Getty Images
BYDの主力車種「HAN」は、中国で約3万3000ドル(約451万円)から購入でき、航続距離は376マイル(約605㎞)だ
「BYD HAN」。
BYD
「テスラ モデル3 (Tesla Model 3」」の競合モデル「BYD HAN」は15.6インチのタッチスクリーンが搭載されており、高級感溢れるインテリアが特徴的だ
「BYD HAN」。
Richard Bord/Getty Images
この記事にテーマがあるとすれば、「世界の他の国々では、アメリカよりずっと小型で安価な電気自動車が手に入る」ことだ
日産「サクラ」。
Nissan
もう1台、小型で安価な電気自動車がある。それが日産の「サクラ」だ
日産「サクラ」。
Nissan
日産によると、この小さなEV「サクラ」は4人乗りで、最高速度は時速80マイル(約128km/h)、一回の充電で112マイル(約180㎞)を走行できるという。価格は239万9100円(税込)からだ
日産「サクラ」。
Nissan
あなたは「ファンキー・キャット(Funky Cat)」のオーナーになれるのに、なぜトヨタのカムリ(Camry)やスバルのアウトバック(Outback)のような退屈な車を買うのだろう。そう、「ファンキー・キャット」という名前の車が実際にあるのだ
ORA「ファンキー・キャット」。
Chesnot/Getty Images
中国の長城汽車が開発したこの風変わりでレトロなハッチバック「ファンキー・キャット」は、航続距離193マイル(約310㎞)、イギリスでの販売価格は約3万9000ドル(約533万円)だ
ORA「ファンキー・キャット」。
GWM
もしアメリカ国内でメルセデス(Mercedes)の電気自動車が欲しい場合、比較的大型のセダンかSUVを選ばなければならない
メルセデス・ベンツ「EQA」。
Mercedes-Benz
だがアメリカ国外だと、メルセデス・ベンツの「EQA」という比較的小型の高級SUVが手に入る。ドイツでは5万ドル(約684万円)ほどで入手可能だ
メルセデス・ベンツ「EQA」。
Mercedes-Benz
プレミアムでテクニカルな自動車を出し、テスラに挑戦しようとする中国のEVスタートアップがちらほらと登場している。そのひとつが2014年に創業した小鵬汽車(シャオペン)。現在4つのモデルを販売中だ
小鵬汽車「P7」。
Xpeng
小鵬汽車によると、洗練されたセダン「P7」は、フル充電で438マイル(約704㎞)を走行し、4.5秒で時速62マイル(約99.7km/h)に到達できるという。また、ランボルギーニ風のシザーズドアを装備した限定モデルの「P7 Wing」もある
シザーズドアの「P7 Wing」は限定モデルだ。
Xpeng
約4万7000ドル(約643万円)の「ET5」は、中国のスタートアップ企業である上海蔚来汽車(NIO)が大人気のテスラのセダン「モデル3」に挑戦したモデルだ
NIO「ET5」。
Nio
NIOの「ET5」は、ソフトクローズ・ドア、再生プラスチックを使用したミニマルなインテリア、ダッシュボードに取り付けられたかわいいバーチャルアシスタントが自慢だ
NIO「ET5」。
Stringer/Anadolu Agency via Getty Images
NIOの特徴は、充電ではなく交換式のバッテリーになっていることだ。NIOのバッテリー交換所に車を停めれば、数分でフル充電のバッテリーに交換し、道路に戻ることができる
NIOのバッテリー交換所。
Jin Zheming/VCG via Getty Images