撮影:加藤肇
私はビール党だったが、最近はハイボールも好きになった。
缶入りの製品を買うことはせず、お気に入りのウイスキーに自分で炭酸水を注いで楽しんでいる。
ただ、自分で作るとウイスキーの量にバラつきが出て、味にも影響が出てしまう……。
お酒の分量が分かりやすいフォルム
菅原工芸硝子「Sghr ラティオ:ハイボールグラス」税込3850円
撮影:加藤肇
そんな私にピッタリなハイボールグラスを発見した。
スガハラ(菅原工芸硝子)の「ラティオ:ハイボールグラス」は、容量460mlのタンブラー。
写真を見ても分かる通り、グラス下部のドーナッツを重ねたようなフォルムが印象的だ。
デザインとしても趣きがあるが、お酒を水などで割って飲む際にはこのデコボコが役に立つ。
自分的にベストなお酒の分量を覚えておく目印になってくれるのだ。
デコボコが手になじむ
撮影:加藤肇
デコボコが役立つことは、もう一つある。
グラスを持つ時に、手になじんで持ちやすくなるのだ。
酔ってくると手元が疎かになりがちな私にとっては、とてもありがたい。
もちろん、何らかの理由で握力が落ちているような人にとっても嬉しい仕様だろう。
惜しいところ:食洗機は使えない
撮影:加藤肇
このグラスは飲み口が薄くなっているため、食洗機は使うべきではないだろう。
手洗いする際にも、無理な力を加えて割ってしまわないように注意する必要がある。
ただ、薄い飲み口でグラスの存在を感じにくいからか、お酒の味が美味しくなっているような気がするため、私は我慢できる。
リサイクルガラスを使用
スガハラ公式オンラインショップにある「Sghr Recycle」の特集ページ。現在は36アイテムがラインアップされている。
Sghr ONLINE SHOPよりキャプチャ
今回、カラーバリエーションは「リサイクル」(他にはクリアー、ブルー、タンの3色がある)を選んだ。
この商品における「リサイクル」とは、色が混じったり不純物が含まれたりしたガラスを再利用して作られた「Sghr Recycle」コレクションの製品ということを意味する。
こうしたガラスは従来、年間200トンも廃棄されていたのだという。
溶けきらない物質により様々な模様や細かな気泡が入ることもあるそうだが、それも個性だと捉えてハイボールの味を楽しみたいと思う。
撮影:加藤肇