撮影:野田翔
2020年、仕事がテレワーク中心になり、デザイン性の高いワークデスクを探していた。
だが、気に入ったインテリアメーカーのデスクは総じて価格が高く、10万円以上はザラ。さらに納期も3カ月以上かかるということだった。
だが、僕はもっと手頃な値段で、すぐに手に入るものが欲しかった。さらに言えば、環境負荷の少ないものならなお良しと思っていたので、より頭を悩ませた。
スノーピークが出していた
スノーピーク「ワンアクションテーブル竹」税込3万7400円。
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そんな時に、友人と山奥にキャンプに行ってひらめいた。そうだ、キャンプ用のテーブルを使えばいいじゃないかと。
探してみると、アウトドアメーカーのスノーピークから、スッキリしたデザインの折りたたみテーブルが3万円台で出ていたので即決。
撮影:野田翔
キャンプシーンでは大人2人で使うようなサイズ感で、横幅は91センチ。奥行きが72センチだ。
パソコン1台だけを置くなら、かなり余裕を持って使うことができる。
僕は少しイレギュラーに、左側でプライベート用のパソコンをデュアルモニターで使用し、右側でリモートワーク用のパソコンをスタンド付きで使用している。
机の高さは66センチで、僕は身長173センチだが特に高すぎるとも低すぎるとも感じたことはない。
持ち運びもできる
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当然キャンプ用の折りたたみテーブルのため、半分に折って付属カバーに入れれば持ち運ぶことができる。
ただ10キロ程度あるので、かなりズッシリしており、完全にオートキャンプ用だ。
前述の通り、僕は2台のパソコン+モニターを置いているため、いちいち片付ける訳にもいかず、持ち運んだことはない。
だが、ノートパソコンを1台だけ置いて使うような人なら、サッと折りたたんで、キャンプ用としても兼用できるのではないだろうか。
少し気になるところ:左側にあるポールの存在感…
撮影:野田翔
支柱として、足元で斜めに細いポールが走っている。
構造上仕方ないのだろうが、左に寄るとヒザが当たることがある。これが地味に気になる。
もちろんパソコンを1台しか使わないならこんなトラブルは起きないはずだし、そもそもパソコン用のデスクではないので、仕方がない。
ただ、ストレスフリーに2台使いをするなら幅121センチのロングバージョン(税込4万4000円)を買った方が良かったのかもしれない。メルカリで人に譲ってのアップグレードも検討している。
天板は成長の早い竹で出来ている
撮影:野田翔
このテーブルの天板は竹の集成材で出来ている。
竹は世界一成長が早い植物と言われ、二酸化炭素を吸収するうえに、栽培の際の肥料が不要で環境負荷が低い。
加えて抗菌性や脱臭性、速乾性があり、清潔に使うことができる。
もし、汚れがあっても……。
撮影:野田翔
ドラッグストアやコンビニで売っているクリーニングシートで少し拭くだけで綺麗になり、すぐ乾く。
撮影:野田翔
2年使っても、いまだにとても綺麗なのが嬉しい。
2022年、会社が完全テレワークにシフトした会社も増えたと聞く。ワークデスクの新調にはぜひコイツをオススメしたい。