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- ツイッターは12月18日、特定のソーシャルメディアプラットフォームに対する「無料プロモーション」の禁止を発表した。
- 同社は一連のツイートで、ユーザーがフェイスブックやインスタグラムなどのアカウントを宣伝することができなくなったと述べた。
- ツイッターの元CEO、ジャック・ドーシーは、「なぜ?」と問いかけている。
ツイッター(Twitter)の公式サポートアカウントは、同社のユーザーが他のソーシャルメディアアカウントを宣伝することを認めないと発表した。
同社は2022年12月18日に一連のツイートで「ツイッター上での特定のソーシャルメディアプラットフォームの無料の宣伝」に終止符を打つと述べ、具体的にはインスタグラム(Instagram)、マストドン(Mastodon)、Truth Social、Tribel、Nostr、Postを禁止の対象として名指しした。
具体的には、他のソーシャルプラットフォームの宣伝のみを目的として作成されたアカウントや、以下のプラットフォームへのリンクやユーザー名を含むコンテンツは削除される
Facebook、Instagram、Mastodon、Truth Social、Tribel、Nostr、Post
ツイッターの共同創業者で前CEOのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)は、方針の変更に対して一言だけツイートしている。
「Chief Twit」のイーロン・マスク(Elon Musk)は、18日の午後、あるユーザーへの返信で、ドーシーの問いかけに間接的に答えたようだ。
「発言は自由だが、広告には金を払わなければならない。私には合理的に思える」と、そのユーザーは書き込んだ。
それにマスクはこう答えた。「その通り」だと。
ツイッターサポートからのツイートの1つによると、それらのソーシャルプラットフォームを宣伝するためだけに作られたアカウントは削除されるという。同社は、ヘルプセンターで新ポリシーについてさらに詳しく説明している。
「我々は、ユーザーの多くが他のソーシャルメディアプラットフォームでも活動していることを知っている。しかし、今後、ツイッターはツイッター上で特定のソーシャルメディアプラットフォームの無料のプロモーションを許可しない」と同サイトには書かれている。
ヘルプセンターでは、新ルールに抵触するツイートの例も挙げている。以下のようなフレーズは、ツイートが削除され、アカウントが停止される可能性が高い。
「follow me @username on Instagram」
「username@mastodon.social」
「check out my profile on Facebook - facebook.com/username」
ツイッターによると、リストアップされたサイトの無料の宣伝は禁止されるが、あらゆるプラットフォームからのコンテンツのクロスポストや、リストに名前のないプラットフォームからのリンクやユーザー名の投稿はこれまで通りOKだという。
10月下旬にイーロン・マスクが440億ドルで買収して以来、このソーシャルメディア・プラットフォームは多くの変化を遂げてきた。マスクは自らを「言論の自由の絶対主義者」と名乗り、Twitter Blueの有償認証など、ユーザーから不評だった変更をすぐに実行した。