「にっぽんの暮らし展 2023」会期は、2022年12月29日(木)から2023年1月31日(火)。
提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
古き良き伝統や風土、手仕事の素晴らしさに触れるイベント「にっぽんの暮らし展 2023」が、代官山 蔦屋書店にて今年も開催される。
10回目を迎える今年は、10のフェアとお正月らしい特別なイベントが行われる予定だ。
その中からいくつかピックアップして紹介しよう。
用の美を備えた道具を手にしてみる
提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
「温故知新-日々のうつわと道具-」には、高知でしか育たない竹材を使ったかごやざる、シュロのたわしやほうきなど、メイドインジャパンの生活道具が並ぶ。
昔から存在する自然素材を使った日用品は、実用的ながら飾らない美しさを持ち合わせたデザインが魅力的だ。
また、伝統ある「小石原焼」や「美濃焼」の温かみのある器など、永く使い続けたい愛着の持てるアイテムも多数登場する。
染付の豆皿は、もはやアート作品。上に何をのせても映えそうだ。
名工の技や伝統工芸をモダンに
日本古来の伝統工芸品を現代版にアップデートした名品たちも、チェックしてほしいフェアの一つだ。
縁起物として親しみのある「だるまみくじ」や、木の温もりを感じるこけしの雛人形は、素朴で愛らしい佇まいに。モダンなインテリアにも馴染み、住空間を豊かにしてくれそう。
温故知新。歴史や伝統に教わる暮らしの知恵
提供:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
その他にも、伝統や技術を次世代へ継承していく「匠」にまつわるブックフェア、茶道体験ができる無料イベントなど、世代問わず楽しめる催しが盛り沢山だ。
なお、開催日時や場所はそれぞれのフェアによって異なるので、気になる方は公式サイトから確認してほしい。
日本らしい伝統文化に触れる機会の多い1月。あらゆることが目まぐるしく変化する今だからこそ、時代を超え、今に紡がれる工芸品や道具を、毎日の暮らしに取り入れてみては。