2023年の景気後退を乗り切る「3つの戦略」「5つのデータ」米資産運用大手ステート・ストリート最新分析

NYSE

Reuters

マイケル・アローン氏によれば、投資家にとって2023年のネガティブなニュースと言えば、景気後退が米経済を直撃する可能性が高いことだ。一方、ポジティブなニュースは市場の回復が遠からず始まることだという。

運用残高3兆2000億ドルを誇る資産運用大手ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)のチーフ投資ストラテジスト(米上場投資信託[ETF]事業担当)を務めるアローン氏は、最近の顧客向けレポートでこう述べている。

現代史上、目前に迫りくる今回の景気後退以上に期待された景気後退があったでしょうか

乱暴な言い方ですが、景気後退入りの日がやって来れば、投資家たちは歓迎してひとたび安堵のため息をつき、それから間違いなくやって来る回復の日に目を向けるようになるでしょう。

景況感や企業収益、雇用市場などの指標が底を打つ頃には、すでに投資家たちは景気サイクルの次のフェーズを織り込み始めているはずです」

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