作成:Life Insider
Life Insiderでは、持続可能な社会に向けた「これからの消費」について発信していきます。ウェルビーイングを高めるもの、これからの季節にぴったりのもの……Life Insiderの編集部員3人が今週気になったモノを紹介します。
残反と落ちワタで作った鏡餅
「Safoのエシカル鏡餅」税込5500円。ハンズ渋谷店内にあるSafoの実店舗にて、2022年12月30日まで販売。
提供:SaFo
そろそろお正月の準備も始まる時期ですが、オーガニック寝具ブランド「SaFo(サフォ)」が一風変わった鏡餅を販売中です。寝具の製造過程で発生するオーガニックコットン100%の残反(余り布)と、落ちワタ(麻・綿・ポリエステルなどの混合わた)をアップサイクルした「Safoのエシカル鏡餅」です。
幅が約18~19cm、高さは約14~15cmと、どこにでも飾りやすいサイズ。鏡開きで美味しくいただくことはできませんが、毎年同じものを飾ることができて、思い出が積み重なっていくのは嬉しいですね。
加藤 肇
実家では30年以上前に購入した餅つき器がいまだ実働中で、正月に帰省するたびに驚きます。道具を大事に、長く使うという習慣は知らぬ間に身に付いていた気がします。
ニットを大切に長く着る、お手入れ習慣
Shoji Worksの「四角い馬毛の洋服ブラシ」税込6380円。
提供:Shoji Works
すっかり寒くなり、コートやニットが手放せなくなりました。洋服の「お手入れ」に最適なブラシを探していたところ見つけたのが、大正14(1925)年に創業した老舗メーカーShoji Works(ショージワークス)のブラシ。日本で唯一、馬毛や自然の木を使ったブラシを自社工場で一貫生産しているブランドです。
服にブラシをかけると、繊維の奥に付いているほこりなどを落とせるだけでなく、生地を整え、毛玉を未然に防いでくれる効果も。このブラシで日々のお手入れを惜しまず続けたいと思います。
中島日和
寒さにめっきり弱く、冬はほぼ毎日ニットを着ています。ブラッシングをするだけで、毛玉のつき具合が変わりますよね。
自分でつくる「しめ飾り」
紹介するのは、写真右にある「季節のしつらい便 お正月/しめかざり」税込3850円。
提供:中川政七商店
クリスマスが終わったらすぐにお正月。慌ててリースをしめ飾りに変えて……となりがちですが、かわいい手作りキットを見つけました。
蚊帳(かや)生地を使ったふきんなど、日本の文化風習に根差したものづくりを行う中川政七商店によるもの。新潟県産のわらと稲穂、縄、紙垂(しで)、木札が入っていて、木札には好きな言葉を書くことができます。しめ飾りの意味も振り返りつつ、自分でつくったらお正月準備がもっと楽しくなりそうです。
高阪のぞみ
散歩していて、素敵なリースやスワッグがかかっている家を見るとはっとして足を止めます。丁寧な暮らしに憧れつつ、今年も年末のあれこれに追われています。