ディズニーで囁かれる1月の人員・給与カット。現役、元社員が語るアイガーCEO復帰への期待と警戒

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ディズニーCEOに復帰したボブ・アイガー。

Charley Gallay/Stringer/Getty Images

ボブ・アイガー(Bob Iger)のウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Co.)CEO復帰のニュースはメディア界に衝撃を与えたが、社内では驚きと安堵の入り混じった反応を呼び起こした。

あるディズニー幹部は、「もしもの話としては、彼の復帰をしばらく前から思い描いていた人たちもいましたが、現実味があったわけではありません」と語る。別の社内関係者は「いい意味で驚きでした」と言う。

Insiderは、ディズニーの現役社員と退職したばかりの元社員8人に取材し、アイガーCEO復帰への反応、希望、今後に関する懸念について語ってもらった。

アイガーの前任者ボブ・チャペック(Bob Chapek)は、テーマパーク部門のトップを経て2020年2月にCEOに就任した。2年にわたるチャペックの在任期間は、コロナ禍の影響から、フロリダ州の通称「ゲイと言ってはいけない(Don't Say Gay)」法に対する社の対応の舵取りまで、内外の要因に揺さぶられた。

不評を買ったチャペックの組織再編

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