2023年、最大の株価変動リスクは「S&P500種の人気があり過ぎること」バンカメ最新分析。回避するには…

バンク・オブ・アメリカ サビータ・スブラマニアン

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)米国株・クオンツ・ESG戦略責任者のサビータ・スブラマニアン氏。

Bank of America

投資家が上場投資信託(ETF)を購入するのは、基本的に、個別銘柄を選んで購入する場合に比べてボラティリティ(価格変動性)とダウンサイド(下振れ)のリスクを軽減できるからだ。

そしてその性質こそが、投資対象商品としてのETFを最も人気を集める存在にしている。

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)の米国株・クオンツ・ESG戦略責任者を務めるサビータ・スブラマニアン氏によれば、S&P500種株価指数は、同指数との連動を目指す多様なインデックスファンドのおかげで、いま世界で最も人気のあるティッカー(銘柄)と言える。

ところが、そのようにS&P500種指数に人気が集中することにより、投資家がインデックスファンドの購入を通じて回避しようとしてきたリスクが、いまやファンドに内在する形になってしまった。

スブラマニアン氏はInsiderの取材に応じて、こう指摘した。

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