アマゾンは1万8000人の従業員を解雇する計画を発表した。
Elaine Thompson/AP
- アマゾンは1万8000人の従業員を解雇する計画を発表した。
- アマゾンのアンディ・ジャシーCEOは、1月18日から影響を受ける従業員に通知すると述べた。
- 数千人の従業員は2週間、宙に浮いた状態に置かれることになる。
何千人ものアマゾンの従業員が、解雇されるかどうかが判明するまでの2週間、宙に浮いた状態に置かれることになった。
アマゾン(Amazon)のアンディ・ジャシー(Andy Jassy)CEOは1月4日の従業員へのメモで、「不確実な経済状況」を理由に、同社史上最大となる1万8000人のレイオフを発表した。
ジャシーCEOは、レイオフのニュースが漏洩したために公表したこと、1月18日から影響を受ける従業員に通知する予定であることをメモで述べている。
「我々は通常、影響を受ける人々に直接通知できるようになるまで発表を待つ。しかし、チームメイトの一人がこの情報を外部に漏らしたため、このニュースを早めに共有して、私から直接詳細を話した方が良いと判断した」
メモの中でジャシーCEOは、レイオフのほとんどは同社のAmazon Storesと人事に携わるPeople Experience and Technology Solutions部門になるだろうと述べている。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、この人員削減はアマゾンの従業員の約5%に影響するという。
アマゾンの広報担当者はこのメモ以上のコメントは出さないと述べた。
2022年11月、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、アマゾンが1万人のレイオフを計画していると報じたが、それ以上に削減人数は増えたようだ。
ここ数カ月、アメリカの大手企業をレイオフの波が襲っている。特にハイテク産業の労働者が影響を受けており、ツイッター(Twitter)、メタ(Meta)、ネットフリックス(Netflix)といった大企業が人員削減を行っている。