バンカメ「業種別トップ推奨銘柄リスト」2023年版。株価大幅下落の前年もS&P500種上回る実績

NYSE

米銀大手バンク・オブ・アメリカは、2023年のセクター(業種)別トップ推奨銘柄を選定した。

Michael M. Santiago/Getty Images

年明けから10日ほどが過ぎた2023年の株式市場。ここまでの展開は前年とは相当異なって見える。

2022年を振り返ると、ロシア・ウクライナ戦争とそれに起因する世界の食料・エネルギー供給への予期せぬ影響、アメリカの記録的な高インフレ、タカ派姿勢の米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め政策が相まって、株式市場は負のスパイラルに陥った。

米ウォール街の専門家たちの多くは2023年中の景気後退入りを予想しているものの、インフレは2022年6月をピークに減速が続いており(11月の米消費者物価指数は前年同月比7.1%上昇)、投資家が株価回復を期待できるようになるにつれ、市場コンセンサスも相当に楽観的な方向に変わってきているのが感じられる。

このかつてないマクロ経済環境のもと、金融市場では広い領域にわたって資産配分のシフトが進み、リターンを期待するのはかなり難しくなっている。

そうした厳しい状況においても、どこに目を向けるべきかを熟知する投資家たちは、まだチャンスが残されていると考えているようだ。

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