セールスフォースのベニオフCEO、一部社員の生産性が低いという見解を全社会議でも強調

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO。

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO。

REUTERS/Elijah Nouvelage

セールスフォース(Salesforce)のマーク・ベニオフ(Marc Benioff)CEOは、2023年1月5日に2時間近くにわたって行われた同社の大規模なレイオフ計画に関連する全社会議で、2022年12月に一部の社員を激怒させた、セールスフォースの社員、特にパンデミック中に採用した新入社員の生産性に問題があるという発言を今一度強調した。

その際、ベニオフ氏は新たなことを指摘した。Insiderが入手した全社会議の音声によると、それはオフィスに出社しない若手社員も生産性が低い可能性があるというものだった。

「新型コロナウイルスのパンデミック前の2020年と同水準のパフォーマンスや生産性が見られない」とベニオフ氏は全社会議で述べた。

「社員の一部、特に新入社員の一部の数字を見ると、生産性が以前ほど高くない」

ベニオフ氏と共同創業者のパーカー・ハリス(Parker Harris)氏は、2022年12月中旬にベニオフ氏が全社へのSlackのメッセージで新入社員の生産性が低下していることを示唆し、社内で大騒ぎになった事態を収拾するために全社会議でこの話題を持ち出した。

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