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レポートがChatGPTで作られたことを検出するシステムを開発…AIとのいたちごっこが始まった

OpenAIのチャットボット、ChatGPTが学生の不正を手助けしていると、教育関係者が懸念を表明している。

OpenAIのチャットボット、ChatGPTが学生の不正を手助けしていると、教育関係者が懸念を表明している。

Getty Images

  • 盗用検出サービスを提供するTurnitinの幹部は、学生が課題にChatGPTを使っているかどうかを見分けるシステムを開発したという。
  • Turnitinによると、AIの文章は「極めて平均的」であることから検出可能だという。
  • ニューヨーク市教育局は、ChatGPTで批判的思考能力を身につけることはできないとして、学校での使用を禁止すると発表した。

2022年11月下旬の公開以来、ChatGPTは課題から解放されたい学生にとって救世主のように思われてきた。

OpenAIが開発したこのAIチャットボットは、例えば「高校生らしいスタイルで、アメリカ独立戦争についての200語のエッセイを書きなさい」といったプロンプトに対して、人間が書いたような文章を素早く生成できる。そしてAIが作成した文章かどうかを見分けるのはますます難しくなっている

しかし、不正行為防止ソフトウェアメーカーであるTurnitinの幹部は、その解決の鍵を見つけたと述べている。

数千の大学や高校と連携して盗用を見分ける手助けを行っている同社は、ChatGPTが学生の課題を代筆したかどうかを正確に判別できるAI検出のサービスを2023年中に展開する予定だという。

「これらのモデルは、人間の知識の総和で訓練されているため、極めて平均的な文章を書く。最もそれらしい単語を最もそれらしい場所に配置するマッドリブ(文章の空欄に単語を入れて完成させる言葉遊び)マシンのようなものだ。だが人間とは特異な存在であり、完全に平均的な人間などいない」とTurnitinの人工知能担当バイスプレジデント、エリック・ワン(Eric Wang)は語る。

Turnitinによると、ChatGPTが学生の課題作成に利用されている可能性が高いとして、多くの教師が懸念を表明しているという。ある大学教授は、学生がエッセイを書くのにこのボットを使っていたことに気づき「絶望的な恐怖」を感じたと、2022年12月26日のニューヨーク・ポストに語っている

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