メガ・ミリオンズの当選金は、史上2番目に高額な13億5000万ドルだった。
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- メガ・ミリオンズの当選金は13億5000万ドルで史上2番目に高くなっていたが、最近、当選者が出た。
- メイン州でチケットを購入した勝者は、非常に小さな確率のジャックポットを獲得した。
- もしあなたが当選者だったなら、口外せず、プロを雇い、一時払いを選択しない方がといい。
1. 幸運を世界に発表しない
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ビッグニュースをみんなと共有したいと興奮するかもしれないが、それは一番やってはいけないことだ。
「当選者であると発表すると、サメが回遊し始める」と、Brooklyn Plansを創業したフィナンシャルプランナーのクリステン・ユーレティグ(Kristen Euretig)は、以前Inisiderに語った。
アメリカで当選者の匿名が認められるのは数州のみだ。だから、それを隠すのは難しいかもしれない。だが、SNSのアカウントを削除し、数日間街から離れ、会社や信託を立ち上げて追跡されないようにするなど、気づかれずにくくする方法もある。
SNSやテレビ出演などを控えて当選を発表するのを避けることもできる。もちろん、職場の同僚や親戚、元クラスメートなどに知らせる必要はない。
2. すぐに弁護士とフィナンシャルプランナーを雇う
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すべての当選金を使い切る当選者になってはいけない。
まずはじめに、宝くじ当選によって生じる法的な問題への対応を手助けしてくれる弁護士を雇うことが最良の選択だ。そして、当選金の管理を手助けしてくれるファイナンシャルプランナーを雇うまで、当選金の使い道について考え始めてはならない。彼らは、投資、リタイアに向けた貯蓄、大きな買い物の決定など、さまざまなことを手助けしてくれる。
「無限のお金があるようだが、税金や選択肢について理解するまでは、しっかりと保持しておくのが良い」と、ユーレティグは話した。
フィナンシャルプランナーは、メガ・ミリオンズに当選してから行う最も重要な決定、当選金を年金払いと一時金のどちらで受け取るかについても説明してくれるだろう。
3. 一般的に、一時金で受け取ってはいけない
もしも、お金の管理が上手で信頼できるアドバイザーがいるのなら、一時金は賢く投資して富を増やすために大きなポテンシャルをもたらすだろう。
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年金払いを選択すると、当選金が30回以上の分割で支払われ、生活費の増加にあわせて毎年5%増えると、公認フィナンシャルプランナーのローレン・リオンス・コール(Lauren Lyons Cole)は、以前Insiderに話していた。
一時金を選択すると、当選金を一度に受け取ることになるが、受け取る額は少なくなる。USA Todayによると、今回のメガ・ミリオンズの当選金は13億5000万ドル(約1720億円)だが、一時金だと7億2400万ドル(約923億円)になる。
どちらにしても驚異的な金額だが、リオンス・コールは年金払いを選ぶようアドバイスしている。
「年金払いは、短期間での全額使用や、欲張りなファイナンシャルアドバイザー、家族や友人に利用されることに対して、ある程度の防御になる」
お金の管理が上手で、信頼できるアドバイザーがいるのなら、一時金を選択して当選金を賢く投資することで富をより大きく増やすことができるかもしれない。
「だが、お金は数学以上のものだ」とリオンス・コールは話した。
「感情面、かつリスクマネージメントの観点から、多くの人は時間をかけて当選金を受け取ることで、新しい富を維持することができ、長期的な成功を得るだろう」
そして、支払うべき税金があることを忘れてはいけない。 メガ・ミリオンズの当選者は経済的な選択と賢く、ゆっくりと進めるべきだ。
使わないかぎり、お金はどこにも行かないのだから。