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代替肉、飛行機、コンクリート… 気候変動の問題のカギは「コスト」 —— ビル・ゲイツ氏が指摘

ビル・ゲイツ

Michael Loccisano/Getty Images

  • マイクロソフトの共同創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏は、毎年恒例となっているレディット(Reddit)のAMA(Ask Me Anything:何でも聞いて)で、気候変動や植物由来の代替食に関する質問に答えた。
  • ゲイツ氏は、多くの人はビーガン(完全菜食主義)になることを選択しないだろうと予想しつつも、自身は代替肉を手掛ける企業を複数支援していると語った。
  • 「代替肉のシェアは今は小さくても、これらの商品は今後、とても良いものになると考えている」とゲイツ氏は語った。

毎年恒例となっているレディット(Reddit)のAMA(Ask Me Anything:何でも聞いて)で、ビル・ゲイツ氏は代替肉の未来に言及した。

ユーザーからの気候変動や完全菜食主義などにまつわるさまざまな質問に答えたゲイツ氏は、植物由来の代替肉に対する自身の楽観主義にも触れた。

「新しい方法で『牛肉』を作っている企業もあるし、引き続き牛を使いつつもメタンガスの排出削減に取り組んでいる人たちもいる」とゲイツ氏は書いた

その上で「代替肉のシェアは今は小さくても、これらの商品は今後、とても良いものになると考えている」と同氏は付け加えた。

ゲイツ氏は自身が代替肉を手掛けるビヨンド・ミート(Beyond Meat)やインポッシブル・フーズ(Impossible Foods)、アップサイド・フーズ(Upside Foods) —— かつての「メンフィス・ミーツ(Memphis Meats)」 —— を支援していると述べた。

ただ、ゲイツ氏は地球環境を守るために一般市民がビーガンになる可能性については、あまり期待していないという。

「ビーガンになろうというのは素晴らしいことだが、大半の人はそうはならないだろう」

気候変動に関する質問に対してゲイツ氏は、どの産業であれ、全ては"コスト"に帰結するとの考えを強調した。

「気候変動の問題のカギは、飛行機であれ、コンクリートであれ、肉であれ、あらゆる排出を伴う分野で"クリーン"な製品を"ダーティ"な製品と同じくらい安く作ることだ」とゲイツ氏は指摘した。

「これが世界の全ての国に変化を求めることができる唯一の方法だ。多くの追加費用がかかるなら、うまくいかないだろう」

ゲイツ氏は自身が2023年に期待することの1つに「気候イノベーション」を挙げている

今回のAMAで同氏は他にも、人工知能(AI)に関する考えを共有したり、今もアンドロイド携帯を使用していることを認めたり、27万5000エーカーもの農場を所有している理由を語っている。

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