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M2世代のMac miniと14インチ/16インチMacBook Proが登場、Mac miniはProクラスのチップを初搭載

Mac miniとディスプレイ

アップルはMac miniなどの新製品をオンラインで発表した。

出典:アップル

アップルは1月17日(現地時間)、新しい「Mac mini」と「14インチ/16インチ MacBook Pro」を発表した。

両機種に合わせてグラフィック機能などを強化した新しいチップセット「M2 Pro」「M2 Max」を発表。新型Mac miniはM2とM2 Pro、MacBook ProはM2 ProとM2 Maxを搭載する。

アップル直販サイトの主な構成の価格(いずれも税込)は以下の通り。アメリカを含む27の地域では1月24日に発売だが、日本を含む6つの地域では2月3日に発売する。

Mac mini

  • M2(8コアCPU/10コアGPU)、8GBメモリー、256GB SSD……8万4800円
  • M2(8コアCPU/10コアGPU)、8GBメモリー、512GB SSD……11万2800円
  • M2 Pro(10コアCPU/16コアGPU)、16GBメモリー、512GB SSD……18万4800円

MacBook Pro

  • 14インチディスプレイ、M2 Pro(10コアCPU/16コアGPU)、16GBメモリー、512GB SSD……28万8800円
  • 14インチディスプレイ、M2 Pro(12コアCPU/19コアGPU)、16GBメモリー、1TB SSD……35万8800円
  • 14インチディスプレイ、M2 Max(12コアCPU/30コアGPU)、32GBメモリー、1TB SSD……44万8800円
  • 16インチディスプレイ、M2 Pro(12コアCPU/19コアGPU)、16GBメモリー、512GB SSD……34万8800円
  • 16インチディスプレイ、M2 Pro(12コアCPU/19コアGPU)、16GBメモリー、1TB SSD……37万6800円
  • 16インチディスプレイ、M2 Max(12コアCPU/38コアGPU)、32GBメモリー、1TB SSD……49万8800円

「Pro」チップを初搭載・拡張性も増したMac mini

Mac miniのサマリー

新型Mac miniの特徴サマリー。

出典:アップル

特に注目と言えるのは2年超ぶりのリニューアルとなるデスクトップPC「Mac mini」だ。

理由には、今回のMac mini(2022)にはM2に加え、M2 Proが選択できるようになっている点が挙げられる。

2020年11月発表の「Mac mini(M1、2020)」は、初のM1搭載機の1つとして登場。その後、M1世代のグラフィック性能等強化版である「M1 Max/M1 Ultra」搭載でディスプレイなしの「Mac Studio」(2022年3月発売)は登場していたが、「最も低価格なMac」であるMac miniにはM1 Proも、Max/Ultraも搭載しなかった。

ただし、M2 Pro搭載Mac miniの最小構成価格は18万4800円で、Mac mini自体の最小構成価格8万4800円に比べると、かなり高めの価格設定になっている。

アップルはM2 Proの性能について、「グラフィックス速度がM1 Proと比べて最大30パーセント高速になった」と表現している。

また、Mac miniはM2版とM2 Pro版で外部接続のインターフェイスも違う。

  • M2版……有線LANポート1基、Thunderbolt 4(USB Type-C)端子2基、HDMI出力1基、USB Standard-A端子2基、3.5mmイヤホンジャック
  • M2 Pro版……有線LANポート1基、Thunderbolt 4(USB Type-C)端子4基、HDMI出力1基、USB Standard-A端子2基、3.5mmイヤホンジャック

Mac miniの背面

Mac miniの背面。上がM2版、下が端子の多いM2 Pro版。拡張性に違いがあることが分かる。

出典:アップル

M2 Pro版がThunderbolt 4端子が2つ多い構成で、接続できる機器は確実に多くなる。

映像出力できるディスプレイの数で言えば、M2版が最大2台、M2 Pro版が最大3台。さらに、HDMI端子ではMacで初めて最大8K解像度の出力に対応する。

主に初心者からセミプロレベルの動画編集者や3Dクリエーター、3Dグラフィックを多用するゲームプレイヤーなどは検討の余地ありと言える。

MacBook Proは新型チップで正常進化

14インチ/16インチ MacBook Pro

14インチ/16インチ MacBook Pro。

出典:アップル

一方で、14インチ/16インチMacBook Proは、2021年10月発売の前機種に比べると、搭載するチップセットの変更(M1 Pro/Max→M2 Pro/Max)が主で、その他のハードウェア的な特徴はほとんどそのままだ。

M2 Pro/Max搭載による恩恵は、やはりグラフィック性能関連の向上が大きそうだ。

いくつかの情報をピックアップすると、M2 ProとM1 Pro搭載の16インチMacBook Proでは、Photoshopの画像処理が最大40%、Xcodeでのコンパイル処理が最大25%高速化されている。

Photoshopでの画像処理

Photoshopでの画像処理性能の比較。

出典:アップル

一方で、製品ページのベンチマーク表では、ビデオ編集や変換処理のシーンにおいて、M1 Max搭載のMacBook ProがM2 Pro搭載のMacBook Proより高速になっていることがうかがえる。

そのほかの進化点としては、バッテリー駆動時間がM1世代のMacBook Proが14インチモデルで最大17時間、16インチモデルで最大21時間なのに対し、M2世代だとそれぞれ最大1時間ずつ伸びている。

動画編集パフォーマンス

Final Cut Proでの動画編集時のパフォーマンス比較。

出典:アップル

M2 Pro搭載のMac mini同様、最大8K出力対応のHDMI、Wi-Fi6E、Bluetooth 5.3にも対応。

直販サイトのカスタムモデルにおいては、最大96GBのメモリーも選べるようにもなっている(同時に38コアGPU搭載M2 Maxを選択する必要がある)。

あくまで実際の性能比較をする前の評価となるが、ターゲットは「M1 Pro/Max」搭載のMacBook Proを持っているユーザーではなく、それ以前のMacユーザー、または新規購入層ではないか。

今後実機が登場し、真価がはっきりしてくるだろう。

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