TikTokは成熟に向かうも、実験の余地あり。「クリエイティブはいまや広告の最重要要素」

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※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

TikTokに対するマーケターたちの認識は、「克服すべき課題を残しながらも、やはり投資に値する」というもののようだ。

TikTokにとっては前途明るい評価といえるだろう。2023年を迎えた広告業界では、潜在的な不況が迫るなかで、マーケターたちはこれまで頼りにしてきたチャネルに選別の目を向けている。そして全体的に、TikTokという短編動画投稿アプリに寄せる彼らの信頼は堅いようだ。エスティローダー(Estee Lauder)スピンドリフト(Spindrift)スーパーガット(Supergut)らを見れば自明だろう。

とはいえ、これらのブランドはいまも試行錯誤の最中にあり、TikTokへの広告出稿がどのような意味を持つのか模索を続けている。精査のレベルはほかのプラットフォームの域には達していない。マーケターたちの現在位置は、ひとつのプラットフォームと安定的な関係を結ぶに前に通過する、いわば「発見」の段階といったところだろう。

TikTokへの支持が高まる背景

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