日本の洗剤のパッケージはどうしてあんなに主張が強いのか。
もちろん理由は分かっている。ドラッグストアの棚で目立つためだろう。
ただ、できる限り生活感を出したくない人にとっては気になるアイテムだ。
インテリアに馴染む洗剤
ecostore「ディッシュウォッシュ リキッド <レモン> 、<グレープフルーツ> 500mL」各税込528円
撮影:野田翔
1993年にニュージーランドで生まれたecostoreの洗剤は、パッケージのデザインがよく、生活感が出づらい。
白というよりはアイボリーに近い優しいベースカラーに、モノクロの写真、香りに合わせたアクセントカラーがおしゃれだ。
我が家では、レモンとグレープフルーツの2種類を使っている。片方を使い切ったら香りを変えるスタイルだ。どちらも住空間に馴染んでいる。
爽やかな香りで肌にやさしい
撮影:野田翔
我が家は共働きで洗い物は食洗機に頼っているが、食洗機に入らない鍋やボウルの洗い物は僕が担当している。
フタを開けると、柑橘系の爽やかな香りがキッチンに漂う。
僕はアトピー持ちなので基本的にはゴム手袋を使ってしまっているが、妻によると手洗いしても乾燥しないのが良いそうだ。
ちなみに敏感肌用もあり、口コミでの評判もなかなかのようだ。
油汚れへの洗浄力は少し落ちるか
泡立ちは国産の有名洗剤ほどはモコモコしない。
撮影:野田翔
初めて使った時、それまで使ってきたいくつかの国産有名洗剤と比べると、油汚れに対する洗浄力は少し落ちるような気がした。
ただ、ガッツリした油汚れもお湯で洗えば問題なく落ちるし、先にキッチンペーパーで拭くなどすれば確実に大丈夫だ。
乗り換えた決定的な理由
ecostore公式サイトよりキャプチャ
多少洗浄力が落ちたとしても使っているのは、見た目がいいというのもあるが、やはり店舗でリフィルができるからだ。
2年ほど前に乗り替えてからは、最初に買った容器にリフィルして使い続けている。
リフィルの価格は100グラムあたり77円(税込)。空の状態で満タンにしても350円程度だ。新品で買うより安いし、詰め替えパッケージのゴミも出ないのが嬉しい。
リフィルは対応店舗に容器を持っていけば店員さんがやってくれるので特に面倒もない。都内であれば、10箇所ほどの店舗が対応している。
頻度高く行くのは大変なので、個人的には2個使いして頻度を減らすのがオススメだ。
ecostoreは工場も二酸化炭素排出ゼロの認証を受けており、パッケージにはリサイクルプラスチックを混合している。
インテリアにも馴染み、身体にも環境にも優しい洗剤、ぜひ試してみてほしい。